担当者名:特定非営利活動法人SEAN(シーン)
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遠矢 家永子 
副理事長・事務局長
高槻市市民公益活動サポートセンター管理運営委員会委員長
(社福)大阪ボランティア協会評議員
2017年09月22日
AV強要事件の公判を傍聴して
2015年に、SEANにポルノ被害相談部門を立ち上げました。
その中で、下記新聞記事にある事件に遭遇しました。

http://www.sankei.com/west/news/170529/wst1705290051-n1.html

立て続けに3つの相談があったことから、この事件の悪質性を目の当たりにし、最初に相談が入った東京の支援団体であるライトハウスやPAPSと相談し、大阪府警に情報提供を行ったことから、刑事事件として動きだし金澤被告は逮捕されました。
逮捕され報道によって私たちが初めて知った事実は、被告人は同様の事件で前科2犯であったということでした。

9月14日に第1回の公判があり、時間をつくって2時間にも及ぶ裁判を傍聴してきました。

なによりも驚いたのは、金澤被告の弁護をしていたのは、当初から彼の顧問弁護士だった男で、民事でのやりとりで被告が行っていたAV強要の実態を知っておきながら擁護していた弁護士その人であったことでした。
被告は、被害者に対し「こちらには弁護士もついている」と脅していた事実もあり、その弁護人が被告に対し、反省を促している様に嫌悪感でいっぱいになりました。

被告や弁護人が最後に言った言葉も耳を疑うものでした。

「お金を払って喜んでいる子ども、助かっている子どももいた」という金澤被告の言葉。
「性欲の発露として行った行為であることは否めないが、ネット上でたくさんこういった画像がある中で、特に悪質だといは言えない」といった弁護人の言葉。

心のこもらない金澤被告の「反省している」という言葉を、すべて打ち消したこの2人の言葉を本当に許せない気持ちで聞きました。

契約書は200人以上、存在していたようです。
すでに販売されてしまっているDVDに怯えて生きていかなければならない被害者もいること、消えない記憶と感覚によるトラウマ、自責の念、、、

全て削除したと言っていたはずの販売サイトの残骸が、検索すればネットには残っており、この事件を取り上げたネット上のサイトには心無い二次被害が繰り返されています。

求刑は3年の実刑と30万円の罰金。
判決は10月13日にくだされます。

多くの被害は、表には出てきません。
被害者が、その被害を口にすることは過酷すぎますし、
守秘義務を伴う支援者も話すわけにはいきません。
今回事件化できたのは、勇気を振り絞ってくれた被害者がいたからです。

今支援団体が模索していることは、隠ぺいしてしまっているこういった被害を社会化することです。
そして、救済や予防するための社会資源を増やすことです。

SEANでも2015年から始まった相談部門を支えていくために、2017年度から寄付金の募集を始めました。
主に相談員の交通費や人材育成のための資金で、相談そのものはすべてボランティアで対応しています。
振込先を記載しておきますので、ご協力いただける方は、
「ポルノ被害相談寄付」と明記のうえご支援をよろしくお願いいたします。

郵便振込口座番号 00960-4-115488
名称 「NPO法人シーン」
2017-09-22 10:28 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年11月27日
2012の年末のSEANの活動報告
昨年11月に事務所を移転して、はや1年が経ちました。
この年末に衆議院選挙の日程が、急きょ決まってしまい、
慌ただしい2012年の年末となりました。
多くの問題を抱えたままの福島原発や被災地の人々への対応、
ワーキングプアなどの貧困問題を置き去りにし、その問題を
むしろ忘れさせようとするかのごとく、原発推進や軍国化へと
争点のすりかえが行われており、一有権者としてしっかり
しなければと思う今日この頃です。

 さて、今年は出張のグループ保育依頼が多く、SEANサポート
部門「とんがらし」「くれよん」が大活躍の1年でした。
子育て支援関係のNPOの多くは親子(多くは母子)が集う
「つどい事業」が主流となり、また自宅でのベビーシッターや
送迎等は、ファミリーサポート事業や時間預託系のNPOがある
ものの、グループ保育等を担えるNPOが減っているからでは
ないかと推測されます。その上で、「とんがらし」の16年に及ぶ
実績により、多くの信頼を得てきたからなのだと自負しています。

 今年の4月からオープンした高槻市街かどデイハウス「元気
いっぱいサロン」は、まだまだ知名度は低く、利用者の拡大を
めざしている状況ではありますが、SEANの柱となる3事業の
1つとして週3回パソコンをつかった脳の体操や腹話術や編み物
など、たのしい居場所つくりになっています。

 教育部門「G-Free」の方は、高槻市サポセンの協働応援事業
の助成を受け、高槻市内の小学校7校でDVDを活用した
(デート)DV予防教育を12月より実施します。
幼少期からの(デート)DV予防教育に関する啓発講座の依頼も
増えており、今年は北海道や宮崎県からもお招きいただき、
これまでの取り組みが地域をこえて確実につながっていっている
ことを実感する1年でした。

 昨年度、新しい公共事業としてオープンした役割と居場所づくり
の拠点施設「生きがい工房」では、先に記した「元気いっぱいサロン」
やパソコン教室のほかに、5月にはジャズストリートの演奏会場
として、また「ジェンダー入門講座」「パパのためのベビーマッサージ
講習」などの主催事業も開催しています。
 今年度立ち上げに失敗した小学生を対象とした居場所づくりも、
なんとか来年度は実現したいと思っているところです。

 これからめざすは、他団体・他機関とのパートナーシップ。
ご一緒できる事がありましたら、まずはお声かけくださいね。

 年末年始、慌ただしい中でもまだまだ事業が続きます。
関心のある方はぜひご参加ください。
                           かえこ


<これからの取り組み>

1)「教育は子どもを救えるか!?〜3歳から始めるデートDV予防
11/29(木)18:30〜21:00 
[愛に潜む支配関係 イダヒロユキ
対談 DV関係は「男/女」では割り切れない 
 黒田綾&佐倉智美
3歳から伝えたい「大切なココロとカラダ」
 ‐SEANのデートDV予防教育の実践から‐遠矢家永子

ドーンセンター4F第3会場。
参加500円。
保育300円要申込み(シーン:072-669-7411)
AIBO大阪ええじゃないか企画

2)ママのための おしゃべりサロン
 子どもと離れてわたしを語ろう♪

12/3・10 月曜日 10時〜12時
会場 生きがい工房(阪急高槻市徒歩3分)
参加 非会員700円  会員600円
保育 1人目1000円 2人目800円
    KIDSステーションでお預かりします

3)<子育て支援サポーター養成講座>
個性に応じた子どもへの関わり方
‐違いを活かし合うコミュニケーション力−
星野さんには東京からお越しいただきます。
関西のみなさんはこの機会にどうぞ!!

ー匆颪必要とするNPO・支援者の役割とは 遠矢家永子
個性に応じた子ども・保護者との関わり方 星野優美子
ワークショップ 経験を通して考えよう! 遠矢家永子

主催 NPO法人SEAN
    財団法人こども未来財団

*同じ内容を2会場でやります!
12/8(土)高槻市立総合市民交流センター4F4F第4会議室
12/9(日)東大阪市立市民会館4F第4会議室
参加無料
各 10:00〜16:30


4)2012年度 追加開催決定!
実践者養成 集中講座
すぐに使える教材を使ったジェンダー平等教育
《未就学児・小学生からのデートDV予防教育として実践中》

2013年 2/9(土)9:30〜16:30
会場:生きがい工房(阪急高槻市から3分)
受講料 15,000円(冊子教材・ライセンス付きDVD教材費含む)
定員 10名程度

★どの講座も要申込み、下記までお申込みください。
 NPO法人SEAN(シーン)
 tel/fax 072-669-7411 statin@npo-sean.org
2012-11-27 20:22 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(0) | トラックバック(2) |
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2012年01月06日
新しい公共「生きがい工房」 オープニング
迎春 あけましておめでとうございます!
 2012年もよろしくお願いいたします。

 昨年11月から、SEANは協議体「『生きがい工房』開設準備会」
の構成団体として「新しい公共事業」に取り組み始めました。

■新しい公共とは
(大阪府HPより http://www.pref.osaka.jp/danjo/koukyou/
 これまでの公共は「公助」として行政がサービスを提供し、市民
がそれを利用してきました。「新しい公共」とは行政が担ってきた
サービスや行政だけでは実施できなかったことを、NPO等が提案
及び提供の主体となり、福祉や教育、子育て、まちづくりなどを
「共助」で取り組む仕組み、体制、活動などをいいます。

■「生きがい工房」開設準備会の取り組み
 多様な人がつどい、支えあうための『生きがい工房』の開設事業
<事業概要>
 性別や年齢、障がいの有無など、対象者によって別々に取り
組まれてきた支援や蓄積してきた経験を、相互に提供しあう中で、
人権(男女共同参画)の視点による課題解決をめざし、地域に
根ざした拠点「生きがい工房」を開設します。
 事業内容については、下記の情報をご確認ください。

 今回の「新しい公共」は、NPO等が行政との協働により実施する
事業です。とは言うものの、財源面では苦労はしますが、実際は
NPOが単独で事業を完結してしまう方が、話も早く簡単に事が
運びます。その上、協働といっても1+1=2と簡単に答えが
出るものでもなく、1つ1つを実施していく中でしか、
互いにできること、補い合えることが見えてきません。
ましてや、協働する意義を理解できなければ、主体的な関わり
さえ生まれてこないのが現実です。

 少子高齢社会の到来で、多様な福祉への必要性は認識され
てはいます。財源や人材、専門性が確保できない現状の中で、
市民・NPO等と行政が信頼関係を結びながら支えあういのちの
通うまちづくりが望まれているわけです。
 今回の開設は、ようやく蒔かれた種でしかありません。
この種を相互に大事に育てていくことそのものが、協働なのだ
と言えます。とりあえず、3月までの事業を成功させることが、
当面の目標です。
 「生きがい工房」は、阪急高槻市駅徒歩3分(高槻市城北町
1−1−14太田第二ビル1F)のところにあります。
 ぜひ、「生きがい工房」に足を運び、「新しい公共」の取り組み
を応援してください。

 みなさんのご参加・ご参画をお待ちしています!

2012.1.6 かえこ


 <講座のご案内>
すべてのお申込み・お問合せはNPO法人SEAN事務局まで
Tel/Fax 072-669-7411 station@nposean.org

◆オープニングイベント 
 時間 14:00〜16:00 
 会場 「生きがい工房」1F
 会場ではクッキー等の販売、Cafeなども予定しています。
 参加は無料ですが、継続運営のためのワンコインカンパをお願いします!
◎1/8(日) 
 新春*クロマチックハーモニカコンサート 演奏:木谷悦子さん
◎2/13(月)
 演芸会/落語など 演者:ワッハ会
◎3/26(月)
 読み語りと腹話術 読み語り:風の子文庫 腹話術:パペットエイミー

◆街デイ 元気いっぱいサロン 
 65歳以上の介護保険を利用しない方のための趣味とくつろぎの居場所です。
 開所日 火・木・金 10:00〜16:00(祝日は休み)
 料金 昼食代(450円)を含め1日1,000円。(4月以降は1,200円)
 定員 13人
 会場 「生きがい工房」1F

◆テーマ別おしゃべり広場 あんしん*Cafe
 テーマに応じた専門家や仲間を交え、お茶を飲みながら
 おしゃべりするつながりの場
 参加費:800円(茶菓子代込み・要申込み)
 ファシリテーター:遠矢家永子(「生きがい工房」開設準備会代表)
 テーマ1 1/23・2/27「子どもの育ち」
       1/23 竹村淳子(大阪医科大学看護学部准教授)
       2/27 泊祐子(大阪医科大学看護学部教授)
 テーマ2 1/30・3/5「多様なセクシュアリティ」
       佐倉智美
(「性同一性障害の社会学」著者・NPO法人SEAN理事)
 テーマ3 2/6・3/19「ひきこもり」
       石居弘昭(NPO法人日本スローワーク協会スタッフ)

◆パソコン教室
 講師:木全富由美(シニアITアドバイザー1級・ICTマスター)
 会場:「生きがい工房」1F
 パソコン初心者向けの楽しい講座を企画しています。
 事前申込みが必要です。

○大人のためのはじめの一歩支援パソコン教室 
 1/18・25・2/1 2/29・3/7・14 
 水曜日の13:00〜15:00&テータイム 参加費 500円 

○子ども向けパソコン教室
1/21・2/18・3/17 
土曜日の10:00〜12:00 参加費200円

◆支援者のためのスキルアップセミナー 
 日曜日 協力費各700円
◎1/29 13:30〜16:00 高槻市立総合市民交流センター視聴覚室
いのちの誕生から健やかな老後まで〜互いを支えあうしくみづくり〜
山本 文子(NPO法人いのちの応援者理事長)
◎2/19 13:30〜15:30 高槻市立総合市民交流センター視聴覚室
様々な障害を抱える人の「困り感」を解消するテクニック(技術)と
テクノロジー(道具)岡耕平(滋慶医療科学大学院大学 助教)
◎3/11 13:00〜16:30 高槻市立総合市民交流センターイベントホール
基調講演&シンポジウム 社会的弱者と虐待を考える
<基調講演> 
トラウマとそのケア 
元村直靖(大阪医科大学看護学部精神医学教授)
<シンポジウム> みんなでつくろう「新しい公共」
コーディネーター 真継 和子(大阪医科大学看護学部准教授)
課題提供とシンポジニスト 
 遠矢 家永子(NPO法人SEAN事務局長) 
 山田 義昭(社会福祉法人 花の会) 
 石居 弘昭(NPO法人日本スローワーク協会) 
 国広 奈穂子(高槻市高齢福祉課 副主幹)

◆第5期GCR@SEAN認定講座
「次世代の子どもへの大人の責任力!」
子どもの育つ権利を保障するために、ジェンダーの視点・
大人の責任を学ぶ12時間充実の講座

◎2/11(土)・12(日) 9:30〜16:30
鳥取会場:米子コンベンションセンター 第2会議室
協力:鳥取県立男女共同参画センター「よりん彩」

◎3/3(土)・4(日) 9:30〜16:30
大阪会場:ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)中会議室1
共催:財団法人大阪府男女共同参画推進財団 

◎3/24(土)・25(日)9:30〜16:30
大阪会場: 箕面市みのお市民活動センター会議室
共催:「障害者とともに」を考える企画グループちまちま工房

☆大阪府福祉基金社会起業家ファンド交付事業
受講料:12,000円 トレーナー:遠矢家永子(NPO法人SEAN GCR総括責任者)

☆NPO法人SEAN事務局☆ 
遠矢・中村・内田*事務所は下記へ移転しました。
〒569-0071大阪府高槻市城北町1-1-14太田第二ビル3F 
Tel/Fax 072-669-7411 station@npo-sean.org  http://www.npo-sean.org
2012-01-06 22:53 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年07月14日
人にはいろんなセクシュアリティがある
配信:2011.7.14

 2002年にSEANが子ども対象の人権教育プログラムを開発して
から、未就学児から大学生までこれまで約10,000人(予定も含む)
の子どもたちに授業を実施してきました。
 平行して実践者の養成等も行ってきましたが、この7月に初めて
大阪を離れ北九州市でSEAN-DVD教材活用実践者養成講座
(NPO法人GGPジェンダー・地球市民企画主催)を開催することが
できました。
 仲間にも恵まれ、コツコツ蒔いてきた種が少しずつ芽を出し始め、
これからすくすくと育ってくれることを願っています。

 今後は地域を越えてさらにジェンダー平等教育を普及をして
いきたいと思いますので、興味のある方は事務局までお問合せください。

 さて、出前授業を通して実感するのは、4歳頃から子どもたちの
言動に性別役割規範が見え始めることです。
その規範がありのままの自分を否定し、またお友だちのありのまま
を否定することになっていき、さまざまな問題へとつながっていきます。
 とりわけ、「女の子っぽい男の子」はいじめの対象になりやすく、
生まれつきの資質によって自分が何者であるかといった
アイデンティティや自己肯定感の確立が阻害されていきます。
 大人になってからも、セクシュアル・マイノリティといわれる位置
に立つと、現状それでなくても難しくなってきている就職がさらに
難しくなっていきます。

 人は多様な存在で、一人ひとりが異なります。
性別やセクシュアリティは自分で選んで生まれてくるものではなく、
すでに備わっている個性であり、一人ひとりの大切な人権です。
すべての人のいのちの存続・自己決定・幸福追求を保障する
社会を、めざすために、まだまだ、偏見や差別が横行する
社会に問題を投げかけ、視野を広げていくために今回次の
ような講座を企画しました。

 第1回目は、マイノリティといわれる当事者とその周辺のみなさん
にお越しいただき、マイノリティとして生きていくことの「生きにくさ」
とはいったい何か?何からその「生きにくさ」が生まれるのか?
特に生きていくために必要な「しごと」を選ぶ上で生じてくる
差別の現実等についてお話いただき、その上でそれぞれが
自分のセクシュアリティに向き合いたいと思います。

 第2回目には、「生きにくさ」を生み出さないために、また他者に
「生きにくさ」を押し付けないために、子どもたちの育ちに何を
提供するべきなのかを共に考える場として企画しました。
 
 「生きにくさ」を感じ始めている人、その周辺の人、そして支援者
である人に、たくさんご参加いただければうれしいです。
                         
PS
 最近、通信はまぐまぐメルマガ「ジェンダーとエンパワメント」と、
個人ブログ「ねこ好き市民活動日記」にて配信しております。
興味のある方はそちらを覗いていただければうれしいです。
                                 かえこ


<以下、講座案内>

「人にはいろんなセクシュアリティがある」
★セクシュアル・ライツ★
「生」と「性」の人権講座。会場:高槻市立総合市民交流センター

◆7月25日(月)
ありのままの「性」を生きたい!
[午前の部]
10時〜12時 4F 第4会議室 資料代800円
トランスを選んだことでぶちあたった「壁」
ゲスト:黒田綾さん(トランスカフェAYA主宰)
    清水尚美さん・執行弘幸さん
    (NPO法人LGBTの家族と友人をつなぐ会メンバー)
インタビュアー:遠矢家永子(SEAN事務局長)

◆8月1日(月)
子どものセクシュアル・アイデンティティを育もう!
[午前の部]
10時〜12時 4F 第4会議室 資料代800円
1) セクシュアリティに関する子どものたちの本音
 〜アンケートを通して見えてくること〜
 :遠矢家永子
2) 「女子高生になれなかった少年」の著者に聞く
 :佐倉智美(SEAN理事)
3) DVD教材視聴「セクシュアル・マイノリティ理解のために」
4) フリートーク 子どもたちの大切なセクシュアル・ライツ

[午後の部]  はーとdeトーク
両日とも13時〜15時 
*各日、午後の部参加者のみ、自由参加

お申込・お問合せ先
NPO法人SEAN 
tel/fax 072-684-8584
station@npo-sean.org
2011-07-14 19:05 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年03月31日
第3期GCR@SEAN認定講座終了のご報告
第3期GCR@SEAN(ジクルアットシーン)認定講座
「次世代の子どもへの大人の責任力」

トレーナー 遠矢家永子(GCR@SEAN総括責任者)
3月12日(土)・13日(日)
認定修了者 12名

高知県や鳥取県など、今期も遠方からの参加がありました。

毎期、最後に次のテーマでグループごとに話し合い、
5カ条をまとめ上げます。
「ジェンダーにとらわれず子どもをエンパワーする大人の関わり方5カ条」
毎期、まとまる内容が違っていておもしろいです。

第3期
「ジェンダーにとらわれず子どもをエンパワーする大人の関わり方5カ条」

第1条 自分のジェンダー意識に気づく
第2条 子どものありのままを受けとめる
第3条 一人ひとりの「大切な権利」を伝える
第4条 学ぶ機会を奪わない
第5条 見守り続ける

初日の12日の前日、東日本大震災が起こり、
福岡からの申込者は飛行機が欠航となり、
朝キャンセルの連絡が入りました。

「いったい、この日本に何が起こっているのか?」
参加者一同、動揺するなかで、二日間の講座は行われました。

この講座は、ワークごとにグループメンバーをシャッフルし、
テーマごとに話し合いながら進めていきます。
いろんな個性、いろんな意見が交差し、2日間14時間(昼休憩各1時間含む)
を共に過ごすうちに安心と信頼の輪が広がっていきます。

最後の最後には、全員とあいさつを交わし、ハグをして
お別れをするのが恒例になっています。

かつて子どもだったわたしたち大人同士が、
強者の位置に立つことを自覚しつつ、
つながり合って、子どもたちの「自立・自律」を支えていく。

わたしたち大人がジェンダー規範にとらわれて
自分自身を見失くことがないよう、まずアイデンティティを確立するために
自身のありのままをしっかり受容していくことが必要不可欠であるのだと
確認した2日間でした。

第3期までのGCR@SEAN修了認定者は計36名。
100名になったらステップアップセミナーを開催して、
同窓会のような集まりができたらいいなぁと思案中。

認定講座は、毎年、3月と8月に開催しています。
次の開催時には、あなたの参加をお待ちしています。

あなたの地域での出張講座も請負いま~す♪

2011.3.31 かえこ
2011-03-31 01:33 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年02月24日
次世代の子どもへの大人の責任力講座 (no.251)
 「子どもの権利条約」が1989年に国連で採択され、1994年に日本
で批准されました。子どもの権利として、「生存」「保護」「発達」「参加」
の4つの柱があげられています。これらの内容は残念ながらまだまだ
周知されておらず、日本では子どもを親の所有物のように扱うことが
日常化されているのではないかと懸念します。

 SEANでは2009年度に大阪府福祉基金社会起業家ファンドの
助成を受け、GCR@SEAN認定講座プログラムを開発し、これまでに
2期開催しました。現認定者は26名、鳥取や愛知から宿泊して
2日間の講座を受講された方もいます。
 GCRとは、Gender Sensitive Child Hu-Rightsの略です。
ジェンダーセンシティブとは、画一化された社会的役割に敏感な
視点をもち、一人ひとりの「こころ」と「からだ」を大切にすること
〜子どもの育ちのなかの人権を保障するために大人がジェンダー
の視点や責任について学ぶ、2日間12時間のSEANオリジナル
プログラムです。

 また、今年度は大阪府府民文化部人権室発行・財団法人大阪府
人権協会編集で発行される人権学習シリーズの最新号の作成委員
を務めました。冊子は3月中には発行・配付される予定です。
私が担当したワークショップは、「大人が持つ力 敲欷郤塋圈
〜子どもの権利ってなんだろう?」と「大人が持つ力◆攣抉膽塋圈
〜異なる家庭背景に必要な支援とは?」の2つです。
当初、ジェンダー視点も盛り込むつもりでしたが、今回は子どもの
人権に焦点をあてたワークショップとしてまとめました。
 GCR@SEAN認定講座の基本概念を学ぶ内容で、子どもと大人の
力関係を理解し、その力の主体的な使い方について学ぶワークです。
どなたでも実施できるよう、プログラムの流れや手順等の詳細が
冊子には掲載されています。

 これまで、この子どもの人権ワークショップを実施してきて
感じることは、子どもに教え込もうとする意見が多く、子どもの「参加」
に関する意見がまったく出てこないといった傾向が多くみられる
ということです。また、子どもの人権を議論しているはずが、
その子どもの親の問題だけで終始し、「親が変わらないから
何もできない」と結論付けされることも起こりがちです。
どんな家庭背景であっても、子どもの権利は確立され保障される
べきであることを、大人であるわたしたちの責任として認識すべき
だと実感しています。

 さて、下記の通り2月〜3月に、上記内容の講座が予定されて
います。それ以外でも、出張講座も行っていますので、
まずはSEAN事務局(station@npo-sean.org)にお問合せください。

                          2011.2.24 かえこ
 

 
◆人権講座「子どもを被害者・加害者にしないで」
GCR@SEAN認定講座の概要版の講座です。

子どもの人権・大人の責任について考えるワークショップです。
2月26日(土)14:00〜16:00
高槻市立総合市民交流センター5階 視聴覚室
講師 遠矢家永子
対象 中学生以上の市民
参加 無料
主催 高槻市立教育委員会 青少年センター
企画協力 NPO法人SEAN
お申込み 青少年センター 072-685-3724


◆イコーラム「くれよん」保育ワーカー養成講座
3月2日(水) 大人が持つ力
〜子どもの権利ってなんだろう?〜
3月8日(火)大人が持つ力
〜異なる家庭背景に必要な支援とは?〜

ファシリテーター 遠矢家永子
定員20名(先着順・2日間受講の方、優先)
参加 無料
主催 NPO法人SEAN サポート部門「くれよん」

・東大阪市イコーラム「子ども室」の保育に関わる
「ジェンダーの視点を持つ保育ワーカー」を養成する講座。
受講後は、SEANサポート部門「くれよん」の会員になり、
東大阪を拠点とする保育などの相互支援活動に参画できます。
・GCE@SEANの概要版のワークショップです。
お申込み SEAN FAX 072-963-2045

◆第3期GCR@SEAN認定講座◆
「次世代の子どもへの大人の責任力」

年2回開催している認定講座です。
受講修了者には認定証を発行します。

3月12日(土)高槻市立総合市民交流センター4F 第4会議室
3月13日(日)高槻市立生涯学習センター3F 第1会議室
時間 各9:30〜16:30
受講料 12,000円
トレーナー 遠矢家永子
定員 20名
お申込み SEAN、FAXもしくはメールにて FAX072-684-8584


▲新刊のご案内▲

 調査報告「小学生が考える女の子と男の子」
 &子どもをエンパワメントする授業の効果
 “一人ひとりの大切なこころとからだ”
 (A4判/24頁・頒布800円/送料込み1,000円)
2009年度に実施した小学校5校でDVD活用出前授業の
前後にとった、アンケート意識調査(高槻市教育委員会との協働)
の結果分析を報告書にまとめ発行しました。

*参加申込みや購入を希望される方は、
メールかFAXにて事務局までご連絡ください。
お待ちしています。
2011-02-24 19:37 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年09月03日
子どもの成長に必要なジェンダー平等教育の実践を(no.247)
一人ひとりの人間は様々な属性をもち、その属性に帰属することが、良くも悪くもその人自身の自尊感情につながっています。

例えば女や男といった生物学的性差・「女・男らしさ」といったジェンダー・人種・年齢・居住地・趣味嗜好・肩書き・経済格差・障がいの有無 などなど

その帰属意識がアイデンティティ(自己同一性)となり、その人となりを形成しています。

しかし、一つひとつの属性は、「わたし」という人間の一部に過ぎず全てではありませんし、人の命が持つ存在意義につながるものではありません。

にもかかわらず、その一部に過ぎない属性がその人の全てであるかのように扱い、そこに善し悪しの価値付けを行い、存在意義をも否定してしまうことが、差別や偏見を生み出しています。

性差による価値付けやとらわれをはずし、総合的な一人ひとりのありようを尊重していくこと、その個の違いを活かし合い、支え合える社会を互いの責任を持って築き上げていくことが「男女共同参画社会」「ジェンダー平等」です。

 アイデンティティは育ちの中で形成されていきます。

「自分は何者であるか」「どのように生きたいのか」といった自分のありようを、自覚することは大事なことです。

それを探り出そうとする成長期に、周辺の大人や社会全体がその子どもにどんなメッセージを贈るかがとても重要なのです。

けれども、そこに「男の子なのに」「女の子なんだから」といった大人や社会からの価値観の押し付けが、未だに繰り返されているのが現状です。

アイデンティティの確立は、自分自身と向き合うこと、すなわち感情や感覚を自覚することから始まります。

周りの大人や社会から価値観を押し付けられ、自分自身の本質と向き合えなければ、自分を見失い自己選択できる力が育まれないまま大人になってしまいます。

感情や感覚を自覚し、自己コントロールしつつ、人とのかかわりの中で表現するしないといった自己選択を適切に選び取っていく力を身に着けるには、子ども期におけるロールモデルとなる大人との出会いと、ジェンダー平等教育を保障していくことが必要です。

そんなことを考えながら、9月11日(土)に DVD教材や冊子教材を活用したジェンダー平等教育実践者養成講座を開催します。

申込みはまだ受け付けています。

年に1回開催のこの講座に、まずは参加いただき 1人でも多くの方に子どもの成長に関わる実践者になっていただきたいと思います。

2010.9.3 かえこ

【実践者養成 集中講座】  

 すぐに使える教材を使ったジェンダー平等教育

日時 : 9月11日(土) 9:30?16:30
会場 : 高槻市立総合市民交流センター4F 第4会議室 
    (JR高槻駅南口下車 徒歩3分)

<Step1> 9:30-12:30 小学生対象DVD教材活用プログラム 

・アニメなどを含む、DVD(18分)を活用した楽しい45分授業

<Step2> 13:30?16:30  3歳?8歳対象プログラム

 ・パネルシアター・手遊び・ロールプレイの楽しい50分授業

  受講料 15,000円(上映ライセンス付きDVD教材・冊子教材費を含む)

*教材は、自由にご使用できます。 

お申込みは、下記SEAN事務局まで。

http://www.npo-sean.org

station@npo-sean.org

tel/fax 072-684-8584
2010-09-03 04:19 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年07月11日
助成事業として取り組む、子育て支援スタッフ養成講座とジェンダー平等教育実践録
 早いもので、もう7月ですね。 

 事務局は09年度から10年度への切り替えも、
まだ完璧とはいえない状況なのですが、
10年度事業は着々と前に進んでいます。

 10年度事業として、
(1)「とんがらし」は(財)子ども未来財団の
「子育て支援者向け研修事業<小規模研修会>」、
(2)「G-Free」ではクレオ大阪東の
「エンカウンター制度」の助成が決まりました。

続きは、SEANのHPへ
http://npo-sean.org/l-kaeko/post-163.html
2010-07-11 01:03 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年05月12日
ミッションへのこだわりと組織経営の健全化に向けて(no.245)
 1997年に結成したSEANですが、2001年法人格を取得してから、
早いもので今年法人設立10周年のときを迎えます。
事業体として組織経営などやったこともないど素人集団でしたが、
なんとか解散することなく10年のときを維持し続けることができました。
しかし、10年もの歳月が経過すると、「ど素人ですから」という
いい訳もできないのだと、この10年を総括する作業にとりかかり
始めています。

 NPO業界において1,500万円程度の事業規模は、小さな団体
からは優良組織としてうらやましがられ、事務局人件費などの
経費もきちんと保障している組織や企業からは、まだまだ努力が
足らないと叱咤激励されるような位置にあります。
男女共同参画という分野での活動であるなら、なおのこと適正な
労働対価の保証をと思うのですが、充分に財源確保がなされない
状態では、責任や専門性を背負いながら組織を支えている
シャドーワークへの配分に充分な賃金が支払われないという
問題を潜在的に抱えています。
少しずつは変わってきてはいますが、多くの助成制度はまだ、
内部スタッフへの賃金を認めないものが多いのが現状だったりします。

 企業という組織形態とは違い、NPOは会員のみなさんの
「汗・金・知恵」といったボランタリーな支えが必要であり、その支え
があってこその10年間だったとは思っています。
その上で、「専門性」と「責任」については「労働」として位置づけて
いくことが必要不可欠であることは言うまでもなく、そのことが
組織の健全な継続維持や世代交代につながっていくはずだからです。
そのことをめざすことは、あくまでも目的を遂行するための手段
であることを意識しながら、ミッションである「性別などにとらわれる
ことなく、誰もがありのままの自分を生き、活かされる社会」
「多様性の尊重と共生と非暴力な関係づくり」の実現をめざす
ことを最終目的としてこだわり続けていきます。

 具体的な今後の取り組みとしては、次の3つを掲げています。

 屬箸鵑らし」の依頼に増えてきている発達障がいのある
子どもたちの受け皿の強化やシステムの確立。
福祉施策としての取り組みとなるよう、公的機関への働きかけなど。

◆崋\ぢ紊了劼匹發悗梁膺佑寮嫻の蓮廚魍悗GCR@SEAN
認定講座の開催と普及。
主催講座としては、第2回認定講座を8月21日(土)・22日(日)
に開催します。
夏休み期間中の、教職員のみなさんの参加を呼びかけます。

子どもたち自身がありのままの自分を大切にでき、仲間と
非暴力で尊重し合える関係を築くことの心地好さを学び、
将来像に夢と希望を持つためのジェンダー平等教育の
推進と教材等の普及。
教材活用実践者養成講座の開催は9月11日(土)です。
(講座のお問合せは、下記SEAN事務局までメールか電話で。
詳細はHPに掲載する予定です。)

 まだまだ、手探り状態の粋を超えないのが悩みの種ですが、
道は切り開いていけるものと信じて、これからの10年も前進
あるのみで活動をしていきます。共感していただける方は、
引き続きあたたかいご支援とご協力をお願いいたします。

 さて、12月末には、ちょっとした10周年記念イベント
(内容は乞うご期待!)やパーティを予定しています。
SEANのメッセージを届けるイベントの開催と、交流のための
楽しい軽食付きのパーティなど、たくさんのみなさんと
お祝いできることをスタッフ一同今から楽しみにしています。
 また、10周年記念プロジェクトスタッフの募集、
10周年記念イベント基金(郵便振替口座にて、1口2,000円から)
なども受け付けていますので、そちらの方もなにとぞ
よろしくお願いいたします。
                   2010.5.11 かえこ

≪SEANからのもぎたて情報≫

1)2010年度通常総会
 5月26日(水)15:00〜17:00 
 高槻市立総合市民交流センター4F 研修室

2)次世代の子どもたちへの大人の責任力!
GCR@SEAN第2回認定講座
(Gender Sensitive Child Hu-Rights)
子どもの育ちの中の人権を保障するために、
ジェンダーの視点・大人の責任について
ともに学び・気づき・考える12時間の認定講座。
第1回では15名の方が、終了認定を受け、
その後の地域での活動に活かされています。

8月21日(土)Step1・2&22日(日)Step3・4
9:30〜16:30
高槻市立生涯学習センター3F 第1会議室
受講料 12,000円  先着順定員20名
トレーナー 遠矢 家永子
*修了認定証が発行されます
*修了生は、「とんがらし」ワーカスタッフや
 「G−Free」のワークスタッフとして
 活動することもできます。
 お申込みはSEAN事務局まで

3)実践者養成 集中講座
 すぐに使える教材を使ったジェンダー平等教育

9月11日(土)
 高槻市立総合市民交流センター4F 第4会議室
<Step1> 9:30〜12:30
 小学生対象DVD教材活用プログラム
 ・アニメ映像などを含む、DVD(18分)を活用した楽しい45分授業。 
 受講料 11,500円(上映権付きDVD教材費含む)
<Step2> 13:30〜16:30
 3歳〜8歳対象プログラム
 ・パネルシアター・手遊び・ロールプレイの楽しい50分授業。
 受講料 3,500円(冊子教材費含む)

*先着順定員 各25名
 教材は、自由に使用できます。
 Step2のみの受講は認められません。

★その他の依頼講座の予定は
http://npo-sean.org/t-project/course-record/

★下記の報告書等のお申込みは
http://npo-sean.org/tr-store/

1)現場ですぐに使えるジェンダー平等教育の教材
 冊子教材「ジェンダーに気づこう!」

2)小学生向けDVD教材「わたしもボクも☆みんな活き活き」
  〜ひとり一人の違いを活かし合う関係づくり〜

3)報告書「マンガ・雑誌の『性』情報と子どもたち」

4)現役子育てママ達でつくった「子育て」に関する調査報告書
  このままでいいの?今時の子育て支援

5)2006年度高槻市協働活性化モデル事業実施報告書
 やったらできた!!「協働」実践−子育て支援をジェンダーの視点で−

6)『ジェンダーと暴力』の人権教育実践報告書
  人として強く、やさしく
〜子どもたちを被害者にも加害者にもしないために〜

7)ジェンダーフリーで綴るNPO発信レポート
  「かえこのちょっと言わせて」

●4enサイト http://4en.jp
NPOの情報発信と企業における寄付文化を広めるためのサイト。
ID登録の上、SEANのブログにある広告をクリックすると
1クリックで、4円がSEANに寄付されますので、ご協力を!

●会員&支援者募集中!
http://npo-sean.org/welcome/

「誰もがありのままの自分を大切にされ、
活かされる社会」をめざし活動しているSEANを
応援したい人を募集しています!
下記、口座から会費等をお振込みいただけます。

正会員 入会金2,000円 年間費6,000円(上半期3,000円)
賛助会員 一口2,000円から 何口でも

郵便振替口座番号 :00960-4-115488
名義:NPO法人シーン

★かえっこさんの個人ブログ始めました!
「ねこ好き市民活動日記」
http://kaekko.blog.so-net.ne.jp/
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2010年04月01日
2010年度に向けての二本柱の取組み(no.244)
早いもので、もう4月です。
組織は2009年度から、 2010年度へと移行しました。

法人設立から10年、子どもから大人まで「ジェンダー」に関する啓発や予防教育に取り組んできて、ますますその必要性を実感しています。

2009年度の終わりに、子どもへのSEAプログラム(人権教育)やデートDV予防教育等の出前授業と、次世代の子どもたちへの大人の責任力を高めるGCR@SEAN認定講座の開催と、二本柱の取り組みを展開しました。  

 小学生3年・4年対象に、SEAN-DVD教材を活用したモデル授業の前後に、アンケート意識調査を実施しました。子どもたちの意識には、性別によるとらわれが大きく影響している実態を把握することができ、今後このデータを報告書などにまとめていければと思っているところですが、下記に少しご報告させていただきます。

Q.「女の子は女らしく」「男の子は男らしく」している方がいいと思いますか?

●とても思う・やや思う

 女子 事前52%→事後29% / 男子 事前69%→事後40%

<事前・自由記述から>
女子「女の子は男の子らしくだったら何かへんでからかわれる」
  「女の子はちゃんと女の子みたいにしないと恥ずかしい」
男子「男が女みたいになってたら、気持ち悪い」
  「男子が女のようにしていたらいじめられたりする」

●あまり思わない・まったく思わない
女子 事前48%→事後71% / 男子事前30%→事後60%

<事後・自由記述から>
女子「人には人の生き方があるから、一人ひとりちがう」
「自分の心と体だから自由」
男子「みんなの心はいろいろあって性別があるだけで、そうは思わない」
  「男の子らしくしてても、心にフタをすることだから」

Q.その他、女の子や男の子について思うことについて自由にかいてください。

事前
女子「男の子は外でいっぱい遊べるからいい」  
  「男の子はやんちゃやし、うざい」
男子「女の子には暴力はだめというが、相手が暴力をやってきたら、
もう男、女関係なくやってもいいことにしてほしい」
  「女の子は女の子らしくしてほしい」

事後
女子「「男の子だから」「女の子だから」じゃなくて、
みんなちがっていいというのに気づきました」
  「自分の気持ちを捨てたらあかん」と思いました」
男子「心って大切だなと思いました」
  「一人を傷つけたらいろいろな人まで傷つくことがわかった」

 授業の最後に、一人ひとり気づいたことや感じたことを発表してもらい、男子「明日からみんな変わると思いました!」、女子「安心しました♪」と発表してくれました。

DVDという視覚に訴える教材の力を、改めて実感し、なんとかもっと普及できないものかと思案中です。  

 大人の責任力の講座では、いくつものワークショップをやりましたが、最後に下記のテーマで受講生みんなで考えをまとめました。

「ジェンダーにとらわれず、子どもをエンパワーするための5か条」

 一. 自分がジェンダーセンスティブ(敏感な視点を持つ)になる
 一. ありのままの子どもを認める
 一. 子どもの言葉を傾聴する
 一. 子どもと信頼関係をつくる
 一. サポート体制を構築する

 この二本柱の取組みを、新たな年も自信を持って継続して取り組んでいこうと心に決め、2010年度のスタートをきりました。
 みなさん、どうぞ引き続きご支援・ご協力・ご参加をよろしくお願いいたします。          
         2010.4.1 かえこ

★SEANもぎたて情報★
●2009年度高槻市市民協働のまちづくり事業報告会 
 13:30ー 高槻市立生涯学習センター研修室 
 行政との協働で取り組まれた4事業についての報告会です。

 <参加無料> 
 上記コラムに書いている、教育委員会との協働事業として取り組んだDVD教材活用出前授業等についてご報告いたします。

●SEAN通常総会 
 5月26日(水)15:00ー17:00
 高槻市立総合市民交流センター

●報告書等のご紹介
 http://npo-sean.org/tr-store/

●会員&支援者募集中!
http://npo-sean.org/welcome/

「誰もがありのままの自分を大切にされ、活かされる社会」をめざし活動しているSEANを応援したい人を募集しています!

下記、口座から会費等をお振込みいただけます。

正会員 入会金2,000円 年間費6,000円
賛助会員 一口2,000円から 何口でも

郵便振替口座番号:00960-4-115488 名義:NPO法人シーン

★かえっこ個人ブログ「ねこ好き市民活動日記」
 http://kaekko.blog.so-net.ne.jp/
  組織を離れて、ねこのこと・家族のことなど自由にブログを書いてます!
2010-04-01 03:40 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年02月26日
ジャンケンと多数決(no.243)
小学校3年生の子どもたちへの出前授業でのこと。
授業の最後に子どもたち全員に一言ずつ、感じたこと・気づいたことを発表してもらう。

「発表してもらう順番をどうやって決めようかな?」
「あっちから!」
「ジャンケン!」
「多数決!!」
ほとんどがジャンケンで収まりがつく。

ところがあるクラスでは、「ジャンケンはダメ!多数決!!」の声が飛び交い、多数決で決めることになった。
これまでにはなかったこの展開に、なんだか私も結果が楽しみになっていた。半分ずつになるんじゃないかとの私の予想はみごとに裏切られ、5人の子どもが自分に近い方から始めることを選び、発表する順番に決着がついた。
子どもたちは偶発的に決まるジャンケンよりも、より多数の意見の反映である多数決の方が民主的だと思ったのかもしれない。

あるクラスでは、「多数決!」「ジャンケン!」「ここから!」様々な意見が飛び交い、なかなか決着がつかなかった。

「じゃぁ、かえっこさん(私のこと)が選んだ人に決めてもらうというのはどう?」
「それがいい!!」
「○○さん、決めてくれますか?」
私が指名した彼はしばらく考えた末、自分に遠い方を選んだのだが、文句を言う子どもは誰一人としていなかった。
子どもたちは自分たちで決めた結果を、ちゃんと引き受けていく力を持っているんだと感心した。
最初に自分の番が回ってきたときに何も言えなかった子どもも、「他の人の番が全部終わってから、最後にもう一度聞くから考えておいてね」と言うと、次に番がまわって来た時にはちゃんと自分なりの考えを発表してくれる。

小学校での出前授業は本当に楽しく、たくさん元気をもらっているのは私の方かもしれないといつも思う。

ところで、多数決って本当に民主的なんだろうか?
合意する努力を両者がしないまま多数決で決められていく、この国の国会の状況や選挙の結果を見ながら疑問に思ってしまうのは私だけではないだろう。
考えの違いを明確にし、話し合いによる合意形成の心地好さを教育の場で、子どもたちにたくさん体験してもらいたいと思う今日この頃である。  
 2010.2.26 かえこ

【SEANのもぎたて情報】

≪SEAN主催講座≫
http://npo-sean.org/tr-sean-event/

★大阪府福祉基金社会起業家ファンド事業

GCR@SEAN認定講座
(Gender Sensitive Child Hu-Rights)
「次世代の子どもたちへの大人の責任力!」

子どもの育ちの中の人権を保障するために、ジェンダーの視点・大人の責任についてともに学び・気づき・考える12時間の認定講座

2010年 
3月13日(土)Step1・2
  14日(日)Step3・4
9:30〜16:30
高槻市立総合市民交流センター第4会議室
受講料 12,000円
定員 20名
トレーナー 遠矢 家永子
*修了認定書が発行されます
*修了生は、SEANサポート部門「とんがらし」や
 教育部門「G−Free」のワーカースタッフやワークスタッフとして登録することができます。
 お申込みはSEAN事務局まで

≪依頼講座≫
http://npo-sean.org/t-project/course-record/

★報告書等のご紹介★
http://npo-sean.org/tr-store/

★かえっこさんの個人ブログ始めました!
「ねこ好き市民活動日記」
http://kaekko.blog.so-net.ne.jp/
2010-02-26 01:39 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年12月26日
子どもたちの声に後押しされて(no.242)
 2009年の年の瀬、みなさんはどのようにお過ごしでしょうか?

 前回のコラムで、事務所の盗難の話を書いたことで、みなさんにご心配をおかけしてしまいましたが、のんびりうなだれている暇もなく、負債を補填すべく、ここ数日は来年度に向けての助成金申請書を書きまくっていました(笑)。心温まるご支援をくださったみなさん、本当にありがとうございました。

 さて、2009年度はといえば、3つの助成金を獲得しました。1つは、「近畿ろうきんNPOアワード奨励賞」で、未就学児対象の冊子教材「ジェンダーに気づこう!!」を発行することができました。2007年にパナソニックの協力で製作した小学生対象DVD教材「わたしもボクも☆みんな活き活き」に続く2つ目の教材で、パネルシアターの絵人形の型紙や、ロールプレイのシナリオを掲載しています。今年は11月に、この2つの教材を活用した実践者養成講座を開催し、岐阜から九州まで広域から受講した9名が修了書を手にしました。

 2つ目の助成は「高槻市市民協働のまちづくり事業」。高槻市教育委員会との協働で幼稚園と小学校の教員研修と、保育課との協働で保育士研修を開催し、年末年始にかけて小学校5校・幼稚園3園・保育所3所にて教材を提供するとともに、教材を活用したモデル授業を実施しています。
小学校3〜4年生の子どもたちは、DVDの映像に登場するネコを見て笑ったり、「暴力の連鎖」のアニメーションに自分を重ね合わせて笑ったり、涙ぐんだりで、子どもたちにとって映像はとっつきやすい身近な教材であることを実感しました。18分のDVDをところどころで停止し、問いかけたり、感想を聞いたりしながら授業を進めていきます。

「『男のくせに』『女の子でしょ』って、言われたことがある人はいますか?」その問いかけに、クラスで5人くらいの子どもが元気よく手を挙げます。

「『男なんだから、やり返してこい』って言われた」
「『男のくせに、女みたいにメソメソ泣くな』って言われた」
「『女のくせに、空手なんか習ってる!』ってからかわれた」
「『女のくせに、力が強すぎる!』って馬鹿にされた」

中学生や高校生では、ここまではっきり自覚できる生徒、あるいは言語化する生徒は少なく、言われて「悔しかった」「反抗した」と話す子どもたちの率直な言葉と、心の傷をどうやって受け止めればいいのかと、大人としての責任を強く感じます。その心の傷を、「八つ当たりしてしまった」「相手を蹴っ飛ばした」と、涙を浮かべて話してくれる子どももいて、「あなたの『こころ』と『からだ』を大切にしてほしい」「それと同じように、他の人の『こころ』と『からだ』も大切にできることを『なかよし』っていうんだよ」と精一杯伝える45分の授業になります。

「ジェンダー平等教育など必要ない」という声に対して、負けていてはいけないのだと子どもたちが教えてくれている、そんな気持ちにも支えられ、次年度に向けての助成金申請書を書き上げました。

今年度の後1つ残る助成は、「大阪府福祉基金社会起業家ファンド」です。その事業では2010年、3月13日(土)14日(日)の2日間、GCR@SEAN認定講座を開催します。GCRとは「G-Free Child Hu-Rights」の頭文字で、ジェンダーの視点で子どもの育ちの中の人権についてふか〜く考える、これまでのSEAN「G-Free」の取組みの集大成とでもいうべき12時間の講座です。子どもと関わるみなさんに、是非受けていただきたい認定講座です。詳細のお問合せは、事務局まで。

では、よいお年をお迎えくださいませ!

2009.12.25 かえこ
2009-12-26 00:50 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年11月24日
サーバーダウンと空き巣の悲劇 (no.241)
 10月の中旬頃から、連日のハードスケジュールをこなす日々。11月1日の教育部門「G-Free」の実践者養成講座も無事終了し、やれやれと一息ついた矢先、HPサーバーが4日間もダウンするというアクシデントが発生しました。苦労して制作したHPもメールアドレスもアクセス不能となり、復旧するまでは落ちつかない日々を過ごし、ようやく復旧した翌日の深夜、なんと事務所に空き巣が侵入しました。たまたまいつも以上に置かれていた現金(小分けされていた大量の小銭)を、根こそぎかき集め持っていかれてしまいました。被害総額約60万円(汗)。

 2001年から事務所を持ち、現金管理に気のゆるみがあったことを反省しつつも、今年は人件費などの支出を極力切り詰めて、何とか維持していた運営状況の中でのこの悲劇。この状況をいかに乗り越えるか、事務局長としての経営手腕が問われているようで、運営体制を見直し、強化し、安定した財源をいかに確保していくのか、なんてことを頭に置きつつ、相変わらず
一つ一つの依頼や助成事業などを精一杯こなしているという2009年の年の瀬です。

***

 最近はデートDV予防教育に関わる依頼講座が多く、11月8日には岐阜県DV被害者支援基礎講座の公開講座の講師で、高山に行ってきました。行楽日和の日曜日にも関わらずたくさんの方が参加され、「DVの被害者に対する警察の二次被害に対して、何か出来ることはないでしょうか?」というご質問をいただきました。
 余談ですが、先日の盗難の際も被害者である私たちに対して「奥さん」を連発する警察官がいましたっけ。私などは名前や事務局長という役職も名乗っているわけで、「遠矢さん」「事務局長さん」と呼べたはずです。女だからといって「なんで『奥さん』なんだ!」と心の中で叫びつつ、しかし、被害者である立場からか、指紋を取るなどというドラマさながらの現場検証に戸惑いつつ、こちらには指摘するなどという余裕もなく、あの時にきちんと指摘して置けばよかったと、それをできなかった自分の力の無さを後から嘆くだけでした。
 そんな体験を通して、やっとの思いで逃げ傷心しきっている弱い立場にいるDV被害者が、警察官の言動で二次被害を受けることの悔しさや、そのことによって被害者が自らを責めるといった状況が生み出されることが想像できました。

 話は戻りますが、講座の参加者の方からの質問にはこんな風に答えました。
 「法整備などによって、研修の義務付けなどが必要ですが、それが難しい中では一般の世論の意識を高めていくこと、そのためにはみなさん一人ひとりが啓発者となっていくことがまずは大事なのではないでしょうか。」
 講座参加者の中に警察官の家族や知人がいれば、その方から二次被害という問題への認識が伝わることもあるだろうし、世論の認識が高まれば、当然いい加減な対応など出来なくなっていくわけですし。そんなわけで、私も微力ながらお声がかかれば、多少過酷な条件であっても(笑)、可能な限りどこへでも出向くといった日々が続いております。

***

 2009年も、後1ヶ月あまりで終わりです。SEANや私個人が進むべき方向や、運営を維持していくための財源や人材の確保、起こってしまった盗難というアクシデントにどう対処するかなど、考え、行動していくべきことはこれからもまだまだ続きます。

 不況といわれる状況下ではありますが、基本的にNPOの運営はみなさんの支援によって支えられています。
 金銭的にも、精神的にも、心暖まるご支援をどうぞよろしくお願いいたします。 2009.11.24 かえこ

【SEANのもぎたて情報】

★年末恒例 SEAN年末お疲れ様会
 12月23日(水) 7時〜9時
 マサラバザール(JR高槻駅南口すぐグリーンプラザ1号館地下1階)
 会費 2,500円(1ドリンク・食事代)

≪SEAN主催講座≫
http://npo-sean.org/tr-sean-event/

1)12月13日(日) 1時30分〜4時30分
わたしと政治のつながり
佐倉智美先生の大人のための公民授業

世の中どんどん変わっていくけど、今さら聞けない公民の話。学校で習ったはずのあんなことから、こんなことまで、智美先生から学んでみよう!

高槻市立総合市民交流センター4階 第4会議室
講師 佐倉智美先生(SEAN理事・元高校社会科講師)
授業料 正会員500円・非会員900円
保育あり 800円(要事前申込み)

2)プレ&ベビーママ*ハートセラピー
 私のもどれるステキな時間

◆Part1 2010年 2月9日(火)
 子育てに悩む新米ママへ〜子どもも私もありのままの自分で〜
 講師 遠矢家永子(SEAN GCRトレーナー)

◆Part2 2月17日(水)
 癒しのPianoカフェ&プチおしゃべりタイム
 講師 川野恵美(Brillante/ブリルランテ主宰)

◆Part3 2月23日(火)
 カラーボトルで感じる今の私&プチおしゃべりタイム
 講師 松原みちよ(オーラソーマプラクティショナー)

会場 高槻市立総合市民交流センター 
   Part1・3 第4会議室 Part2 音の工房&第2会議室
時間 各10時〜12時
参加費 全3回 2,700円(900円×3回)ハーブティ・手作りお菓子代含む
対象 主にプレ(妊婦さん)&ベビー(乳幼児)のママ
定員 20名
保育あり 要事前申込み 1講座に付き 1人1,000円(きょうだい500円)

≪依頼講座≫
http://npo-sean.org/t-project/course-record/

★報告書等のご紹介★
http://npo-sean.org/tr-store/

*名前・住所・冊子名(希望冊数)をメールでお知らせください
 振込用紙と冊子を送付させて頂きます。
 送料200円(封筒1cm以内・手数料含む)〜
 が別途必要になります。
 詳しくはSEANのHPをご覧ください。
*お得情報
 子育て関連報告書4)5)を併せてご購入される場合は、2冊で1,500円とさせていただきます。

1)現場ですぐに使えるジェンダー平等教育の教材
 冊子教材「ジェンダーに気づこう!」
 対象年齢3歳〜8歳
 年齢の小さな子どもが楽しみながら、わかりやすく学べる使いやすい03年にSEANが開発したオリジナル教材です。
 幼稚園・保育所等で自由にお使いいただけます。
 シナリオ・パネルシアター絵人形型紙付き
 定価 2,000円 A4判/20頁

2)小学生向けDVD教材「わたしもボクも☆みんな活き活き」〜ひとり一人の違いを活かし合う関係づくり〜

 小学4年生の子どもたちの授業の実際の様子やアニメーションの映像を通して、「気もちってなあに?」「気もちにフタをしていたらどうなるの?」「やさしさ」と「なかよし」や、暴力の連鎖など
 について学びます。上映時間18分
 小学校の授業の教材として使用できます。
 *個人価格 2,000円
  ライブラリー価格 10,000円(上映権・貸出し許可付き)
  *送料 300円

3)報告書「マンガ・雑誌の『性』情報と子どもたち」
 4判102頁 1,800円

4)現役子育てママ達でつくった「子育て」に関する調査報告書 このままでいいの?今時の子育て支援
 A4判58頁 800円
  *「子育て」に関する母親122人のアンケート調査結果など

5)2006年度高槻市協働活性化モデル事業実施報告書
 やったらできた!!「協働」実践−子育て支援をジェンダーの視点で−
 A4判 全70頁 800円
  *高槻市立男女協働参画センターとSEANが協働で取り組んだ子育ち講座・情報ライブラリー・子育てママのグチグチ電話相談などの取り組みについて

6)『ジェンダーと暴力』の人権教育実践報告書
  人として強く、やさしく〜子どもたちを被害者にも加害者にもしないために〜
  SEAN G−Freeプロジェクト発行
  A4判174頁 2,000円
  *中高生の「ジェンダーと暴力」に関する意識調査分析
  人権教育の必要性と効果を見るための事前・事後アンケート対比分析
  講座録「子どものセクシュアリティと『性』をとりまく社会の現状」

7)ジェンダーフリーで綴るNPO発信レポート
  「かえこのちょっと言わせて」
   A5判52頁 400円
 ★「勝手にSEAねっと通信」のバックナンバーです。
  no4のみ在庫あり

●会員&支援者募集中!
http://npo-sean.org/welcome/

「誰もがありのままの自分を大切にされ、
活かされる社会」をめざし活動しているSEANを応援したい人を募集しています!
下記、口座から会費等をお振込みいただけます。

正会員 入会金2,000円 年間費6,000円(上半期3,000円)
賛助会員 一口2,000円から 何口でも

郵便振替口座番号 :00960-4-115488
名義:NPO法人シーン
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2009年09月24日
「ジェンダー教育」の実践者になりませんか?(no.238)
 8月28日から30日の3日間、(独立行政法人)国立女性教育会館(ヌエック)で「男女共同参画のための研究と実践の交流推進フォーラム」が開催され、今年もワークショップを開催してきました。
 SEANのワークショップは29日3番目、今年の内容は3歳から8歳を対象としたジェンダー平等教育プログラムの紹介で、ジェンダーから生じる暴力の連鎖の問題、暴力を予防するための教育の必要性や可能性などを報告し、40名がつどい共に学び合いました。

 今年のヌエックは、デートDVをテーマとするワークショップが毎時間開催されており、私はその中から29日2番目に行われた大学生を対象とするデートDV予防教育のワークショップに参加しました。
最後の意見交換で、「もっと小さな頃からの予防教育が必要なのではないか」といった問題提起をしたところ、他の参加者から共感いただく声も聞かれ、引き続き同じ会場で行われるSEANのワークショップにも参加してくださった方も数人おられました。
そのことからも、小さな頃から繰り返し予防教育を受けることの必要性の確信を強めました。

 子どもへの虐待も夫婦間や恋人間のDVも、暴力による支配関係の問題で単なるケンカとは異なります。子ども時代に生命線を握られている大人から、不当な支配や所有を「愛情」「教育」だと教え込まれること、救いの手から隔離され、人との安心できる関係を遮断されてしまうこと、人間関係における暴力による支配関係を肯定する中で育つことなどが、大人になってからの人との関係の持ち方にも大きな影響を及ぼすのではないかと危惧します。

 自分が信頼し心を許す相手から、不当に人権が侵害され傷つけられても、あるいは大切な人であるはずの相手を支配し傷つけても、それを「愛情」だと信じ、逃げ出しにくくなるあるいはその支配関係に固執してしまうことで、さらに状況が悪化していくケースがあるのではないかと思われます。

 わたしの「こころ」と「からだ」は、わたしのもの。
「愛情」とはその「こころ」と「からだ」が大切にされ、尊重されること。
「教育」とはその延長線上で、自己管理しながら主体的に人との豊かな関係を築いていく方法を学び、自分自身の人生における選択と責任を持つ喜びについて教えてもらうことです。
 それらのことを体感し学ぶ権利を、すべての子どもに保障し、暴力の連鎖を断ち切るためにも予防教育は必要です。

 今年度SEANでは、近畿ろうきんNPOアワードの奨励賞をいただけることとなり、8月末に3歳から8歳を対象とする冊子教材「ジェンダーに気づこう!現場ですぐに使える教材」を発行しました。
小さな頃から、自分やお友だちのありのままの「こころ」と「からだ」を大切にすることを学び、「こころ」のありようや表現方法も女の子や男の子といった性別で良い悪いを決めつけるジェンダー規範ではなく、より豊かな関係を築ける人権規範を、楽しくそしてわかりやすく学ぶための教材です。

 冊子にはプログラムを実施するためのシナリオと、パネルシアターの絵人形の型紙が収録されており、どなたでも使用できます。
また、教材を活用した実践者養成講座を高槻で11月1日(日)に開催します。詳しくは、下記に掲載していますので、ご購入並びにご参加の上、実践者の一人に加わっていただければと思います。
             2009.9.24 かえこ

【SEANのもぎたて情報】

≪SEAN主催講座≫
*事務局にお問合せいただくか、HPをご覧ください。
 
1)G-Free stuff presents talk of gender
10月16日(金) 13時〜15時 
かえっこ取りまとめ 総集編「それってジェンダー!?」
お茶代:1回500円
会場はお問い合わせください。

2)実践者養成 集中講座
 すぐに使える教材を使ったジェンダー平等教育
11月1日(日)
高槻市立総合市民交流センター3F 第1会議室
<Step1> 
 小学生対象DVD教材活用プログラム
 ・アニメ映像などを含む、DVD(18分)を活用した楽しい45分授業。
 時間 9:30〜12:30
 受講料 11,500円(上映権付きDVD教材費含む)
<Step2>
 3歳〜8歳対象プログラム
 ・パネルシアター・手遊び・ロールプレイの楽しい50分授業。
 時間 13:30〜16:30
 受講料 3,500円(冊子教材費含む)

*Step1・2あわせて15,000円の受講料です。
*Step2を受講される方は、基礎講座となるStep1も受講願います。
*地元地域で、養成講座開催を希望される場合はご相談ください。
*受講修了生には修了証書を授与します。

3)依頼講座
じんけんフェスタしが2009
ふみ出そう 素敵な未来のために
9月26日(土)10:00〜16:00
大津市民会館&なぎさ公園 
入場無料で色々な催し物があります。
じんけんシンポジウム 14:45〜15:45
大津市民会館大ホール
今日からスタート〜わたしにもできること〜
コーディネーター 羽川英樹
パネラー 遠矢家永子・松野明美

★報告書等のご紹介★
*名前・住所・冊子名(希望冊数)をメールでお知らせ下さい
 振込用紙と冊子を送付させて頂きます。
 送料200円(封筒1cm以内・手数料含む)〜
 が別途必要になります。
 詳しくはSEANのHPをご覧下さい。
*お得情報
 子育て関連報告書4)5)を併せてご購入される場合は、2冊で1,500円とさせていただきます。

1)現場ですぐに使えるジェンダー平等教育の教材
 冊子教材「ジェンダーに気づこう!」
 対象年齢3歳〜8歳
 年齢の小さな子どもが楽しみながら、わかりやすく学べる使いやすい03年にSEANが開発したオリジナル教材です。
 幼稚園・保育所等で自由にお使いいただけます。
 シナリオ・パネルシアター絵人形型紙付き
 定価 2,000円 A4判/20頁

2)小学生向けDVD教材「わたしもボクも☆みんな活き活き」〜ひとり一人の違いを活かし合う関係づくり〜

 小学4年生の子どもたちの授業の実際の様子やアニメーションの映像を通して、「気もちってなあに?」「気もちにフタをしていたらどうなるの?」「やさしさ」と「なかよし」や、暴力の連鎖などについて学びます。上映時間18分
 小学校の授業の教材として使用できます。
 *個人価格 2,000円
  ライブラリー価格 10,000円(上映権・貸出し許可付き)
  *送料 300円

3)報告書「マンガ・雑誌の『性』情報と子どもたち」
 4判102頁 1,800円

4)現役子育てママ達でつくった「子育て」に関する調査報告書
  このままでいいの?今時の子育て支援
 A4判58頁 800円
  *「子育て」に関する母親122人のアンケート調査結果など

5)2006年度高槻市協働活性化モデル事業実施報告書
 やったらできた!!「協働」実践−子育て支援をジェンダーの視点で−
 A4判 全70頁 800円
  *高槻市立男女協働参画センターとSEANが協働で取り組んだ子育ち講座・情報ライブラリー・子育てママのグチグチ電話相談などの取り組みについて

6)『ジェンダーと暴力』の人権教育実践報告書
  人として強く、やさしく
  〜子どもたちを被害者にも加害者にもしないために〜
  SEAN G−Freeプロジェクト発行
  A4判174頁 2,000円
  *中高生の「ジェンダーと暴力」に関する意識調査分析。人権教育の必要性と効果を見るための事前・事後アンケート対比分析
  講座録「子どものセクシュアリティと『性』をとりまく社会の現状」

7)ジェンダーフリーで綴るNPO発信レポート
  「かえこのちょっと言わせて」
   A5判52頁 400円
 ★「勝手にSEAねっと通信」のバックナンバーです。
  no4のみ在庫あり。
2009-09-24 17:53 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年07月06日
すべてを肯定する「ありのまま」(no.237)
*あせらずに のんびり ゆっくり ありのまま*

 オールネコ好きの家族のために、昨年の暮れ夫がネコのイラストのカレンダーを買ってきました。何となく見ていた6月のカレンダーのこの言葉に、疑問を持ちはじめました。
 「ありのまま」という言葉を、最近よく見聞きします。「自分らしさ」という言葉に続いて、講座のタイトルにもよく使われるようになりました。にもかかわらず、「『ありのまま』の自分というものがわかりません」という、質問を受けることがよくあります。もしかしたら、上のような表現が混乱のもとになって
いるのかもしれません。この表現では、焦ることは「ありのまま」の状態ではないという意味にもなり、焦る自分を否定するニュアンスになってしまいます。

 誤解なく「ありのまま」を伝えるために、表現を変えてみました。

*あせっても のんびりしても ありのまま*

 講座では悩んでいるという状態が、悩みになっている人にもよく出会います。以前、フェミニストカウンセラーの和田洋子さんの電話相談員になるための講座の中で、辛いことに目をそらさずに悩むということは「力」であると学びました。大事なことは悩みぬくこと、そのことに寄り添うことだと話されました。
 焦るときも、悩めるときも、頑張り過ぎるときも、いかなる状態であってもそれが自分の「ありのまま」だということです。
「ありのまま」に目をそむけずに受け入れ、誰のせいにもせず、主体的に自己を受け入れることによって人生を自分の手に取り戻す。
そうすれば、おのずと道は開けていく。自分の存在意義を信じぬく強さと、他者の存在意義を信じぬくやさしさ、その力が人権やエンパワメントという概念とつながっているのだと思います。

 画一化された社会的な性のありようとしてのジェンダーは、「男の価値は○○」「女の価値は○○」といった性別による価値付けそのものです。価値を競うわけですから、勝ち負けといった格差を生み出します。個の「ありのまま」の否定は、時として自尊感情に大きな影響を与えます。自尊感情が育たなくなるだけでなく、それが負け組という社会評価になるわけですから、さらに追い込まれ存在意義を見失い、世の中への恨みを抱えることによって犯罪の加害者になることだってあるのです。

 一人ひとりの「ありのまま」が認められるということは、多様性が認められ、負け組をつくらないということです。
他者の幸せを踏みにじらない限り、一人ひとりの自己決定が尊重されるということです。

 一人ひとりが大切にされ、活かされる国であってほしいと思います。もうすぐ、衆議院選挙。そのために、見極める力を持ちたいと思います。                     2009.7.5 かえこ

【SEANのもぎたて情報】

≪SEAN主催講座≫
 
★G-Free stuff presents talk of gender
 会場:SEAN事務所1F他
 お茶代:1回500円

・7月21日(火)10時〜12時 
 ホリキリ発 おたく文化と「ジェンダー」  
・8月21日(金)10時〜12時
 アッキー発 スポーツ嫌いは「ジェンダー」のせい?
・9月18日(金)13時〜15時 
 ハッチ発 なぜ、「男」にとって政治家は魅力的なのか?
・10月16日(金)13時〜15時 
 みさりn発 わたしの「ジェンダー」とのつきあい方

★報告書等のご紹介★

<予告>近日発行予定!!
未就学児版SEAプログラムの教材冊子
詳しくは、後日お知らせします。

*名前・住所・冊子名(希望冊数)をメールでお知らせ下さい。振込用紙と冊子を送付させて頂きます。
送料200円(封筒1cm以内・手数料含む)〜が別途必要になります。詳しくはSEANのHPをご覧下さい

1)中学生の「性」に関する意識調査
 〜性に関するよりよい学校教育のために〜(A4判8頁)100円

2)報告書「マンガ・雑誌の『性』情報と子どもたち」(4判102頁)1,800円
 *上記1)冊子の調査内容も収録されています

3)小学生向け教材DVD「わたしもボクも☆みんな活き活き」〜ひとり一人の違いを活かし合う関係づくり〜

 小学4年生の子どもたちの授業の実際の様子やアニメーションの映像を通して、「気もちってなあに?」「気もちにフタをしていたらどうなるの?」「やさしさ」と「なかよし」や、暴力の連鎖などについて学びます。上映時間18分
小学校の授業の教材として使用できます。
*個人価格2,000円
 ライブラリー価格10,000円(上映権・貸出し許可付き)
*送料 300円
 
4)現役子育てママ達でつくった「子育て」に関する調査報告書 このままでいいの?今時の子育て支援
 A4判58頁 800円
*「子育て」に関する母親122人のアンケート調査結果など

5)2006年度高槻市協働活性化モデル事業実施報告書
 やったらできた!!「協働」実践−子育て支援をジェンダーの視点で−
 A4判 全70頁 800円
 *高槻市立男女協働参画センターとSEANが協働で取り組んだ子育ち講座・情報ライブラリー・子育てママのグチグチ電話相談などの取り組みについて

6)『ジェンダーと暴力』の人権教育実践報告書
 人として強く、やさしく〜子どもたちを被害者にも加害者にもしないために〜
  SEAN G−Freeプロジェクト発行
  A4判174頁 2,000円
 *中高生の「ジェンダーと暴力」に関する意識調査分析
 人権教育の必要性と効果を見るための事前・事後アンケート対比分析
 講座録「子どものセクシュアリティと『性』をとりまく社会の現状」

7)啓発パンフレット(6.報告書ダイジェスト版)
 わたしもあなたも★みんな活き活き
“こころ”に決めたことに男も女もないんや!
 ★上記報告書の抜粋、学習会の資料として使用できます!A3判1枚 フルカラー 50円

8)ジェンダーフリーで綴るNPO発信レポート
 「かえこのちょっと言わせて」(A5判52頁)各400円
 ★「勝手にSEAねっと通信」のバックナンバー。no4のみ在庫あり。
2009-07-06 00:24 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(0) | トラックバック(1) |
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2009年05月22日
キーワードは「居場所」と「役割」(no.238)
 昨日、会場使用の「自粛要請」を押し切って、SEANの総会を開催し、無事終了いたしました。年に一度、会員が集まる大切な総会ですし、延期できる日程的な余裕もない現状での決行ですが、万が一、感染者が出ようものならお叱りを受けるような選択ですので、多少なりとも覚悟が必要でした。

 ニューヨークで開催された「模擬国連」に生徒を送り出したことで、新型インフルエンザに感染させてしまったと、学校長による「謝罪会見」がテレビニュースで報道されていました。
感染者である生徒の謝罪の言葉を受けて、「許可をした私の責任です。」と学校長が涙ぐみながら謝罪しておられる姿が映し出され、本来は被害者であるはずの人たちがまるで加害者であるかのような扱いを受けているこの異常事態に対して、違和感を通り越し嫌悪感を持ちました。

 確かに、被害が拡大してからでは遅いとは思います。
しかし、人の命の重さは等しく同じはず。
たとえば3日に1人、妻が夫から殺されているDV被害や、後を絶たない児童虐待、介護・看護に追い詰められての殺人、1998年以降3万人を超えてしまった自殺者などに対する予防策にもこれくらい予算も含めて力を入れ、メディアもこぞって報道して欲しいものだと思っているのは私だけではないでしょう。

 さて、先日、テレビを見ていたら、特別養護老人ホームの取り組みについて紹介されていました。
「認知症の動物が大好きなおばあちゃんに、ぬいぐるみのお世話をお願いすると、活き活きとそのぬいぐるみのお世話をし、そのことで脳も刺激を受け、生きる気力を取り戻されます。」
確か、テレビではたとえ認知症で記憶が残らないという状態であっても、「居場所」と「役割」が必要なのだと話されていたと思います。
 NPOを運営していて感じることは、子どもから大人まですべての人が他者との関りの中で生きているということ、そして、自分にとっての安心で安全な「居場所」と、他者との関係の中で活かされる「役割」が必要なのだと常日頃から思っているので、その内容にとても共感しました。

 私たち一人ひとり、すべての人に「存在意義」があるのだと私は信じています。もし、「無用」な人だとレッテルを貼られている人がいたとしたら、多くは社会に問題があるのだと思います。
特に育ちの中で、本来保障されるべき「居場所」や、「性別役割」などではなく、大人から存在そのものを必要とされるといった「役割」が奪われていたからなのではないかと想像します。

 第9回総会を終えた今、SEANの存在や活動そのものが、その2つのキーワードと直結しているのだと実感しました。
SEANだけではなく、多くのNPOが「居場所」として存在しています。既存のコミュニティには、ジェンダー(社会的・文化的な性のありよう)などの力関係が温存されている場合も多く、また強制力の低下で機能しなくなっている現状が見受けられる中、対等な関係性の中で年齢や様々な対象者に応じた「居場所」や「役割」を提供しているNPOの存在意義は大きいのだと改めて確信しました。

 これからも、息の長い活動を続けていきたいと思います。                      
2009.5.22 かえこ


【SEANのもぎたて情報】

★詳細については事務局にお問合せ下さい★☆★
★HPをリニューアルしました!!ぜひ、1度ご訪問ください http://www.npo-sean.org

≪SEAN主催講座≫

★G-Free stuff presents talk of gender
 会場:SEAN事務所1F
 参加費:1回500円
 各金曜日 10時〜12時

6月19日 ウッチー発 
 日常の中の気になる「ジェンダー」
7月17日 ホリキリ発 
 おたく文化と「ジェンダー」  
8月21日 アッキー発 
 スポーツ嫌いは「ジェンダー」のせい?
9月18日 ハッチ発 
 なぜ、「男」にとって政治家は魅力的なのか?
10月16日 みさりn発
 わたしの「ジェンダー」とのつきあい方

*会場を変更する場合がありますので、事務所にお問合せください
2009-05-22 22:23 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年04月17日
経済活動としてのNPO (no.237)
    
 満開の桜も散り始め、若々しい新緑に新たな希望を感じる今日この頃です。4月は前年度の決算と今年度の予算を立てる時期であり、連日数字とにらめっこで悩ましい日々を送っているところです。

 法人格を取得しているNPOは、年間約80,000円の均等税の支払いやその他の税務対応、職員の労働条件を整えていく労務対応なども要求され、その上でのやりくりは至難の業であると言わざるを得ず、たかだか1200万円程度の収支ではありますが、考えれば考える程その責任の重さを実感してしまいます。

 経済学など学んだことがない私ですが、入ってくる金額と必要な経費につじつまを合わせていく行為の中で、世の中の理不尽なあるいは不公正なお金の動きにまで思いをはせることになります。
 第1部第1章を読んだだけで、「積読」状態になっている「アメリカの高校生が学ぶ経済学」(ゲーリーE.クリイントン著・WAVE出版)という、ずいぶん前に購入した本が家にあります。
その本は、アメリカの高校生の経済学の教科書を訳したもので、冒頭には「ただで手に入るものなどない」とはっきり記されています。
子ども時代にこういった世の中の仕組みについて、きちんと学んでおくことはとても大事なことだと今更ながら実感します。(「積読」状態なので、偉そうなことは言えませんが…)

 「ただで手に入るものなどない」ということは、無料のサービスを受けたとしても、誰かがその代償を支払っているということです。資本主義社会の日本では、たいていの価値はお金で換算されており、金銭が介在する需要と供給の中で成り立っているのです。安値であるということは、生産過程や流通過程のどこかに無理が生じている場合が多く、まわりまわって自分たちの日常に振りかぶってくるということへの想像力を養うということが大事だということです。

 社会構造上の弱者を対象に、事業展開しているNPOはたくさんあり、SEANもそのうちの一つです。必要不可欠な需要はあっても、需要者に十分な資金がないというケースが多くあります。供給者の方も、金銭的に余裕があり志だけで支援者となりたいという人材がごろごろいるわけではありませんし、志だけで請け負うには責任が重すぎる内容が多いというのも需要と供給のバランスが崩れる理由の一つだと思います。ほっておくわけにはいかないので、誰かの努力で引き受けたとしても、その金銭的な穴を埋めるために気前よく寄付金やカンパで支援してくれる人もそんなに簡単には確保できず、そんなジレンマをいつも抱えている現状が多くのNPOにはあると思います。

 賃借料や光熱費などを削るわけにもいかず、それらの
代償は本来必要経費であるはずのスタッフの給与を抑えることで、なんとか事業継続しているというのが実態ですが、事業運営の要となり責任を担う職員の人件費が確保できなければ、継続運営も夢と消えてしまいます。

 そして現状では、特に若い世代の生活にゆとりがなく
余暇をボランティアにといった恵まれた時代ではすでに
なくなっており、一部の裕福な人たちを除けば、私も含め誰もが日々稼がなければ、自分や家族の今と未来の命の継承さえも危ぶまれる現実の中で生活しています。

 そんな悪循環を抱えるNPOを支援するとうたう助成金でさえも、事業を遂行するための団体職員の人件費を
認めないものも多く、NPOが雇用促進していける時代への突入はまだまだ先のことだとあきらめ気味になります。
 NPOがめざすのは、みんなで支え合う社会のはずです。会費や寄付金は、税金と同じく支え合う社会のための貴重な財源となります。SEANも会員のみなさんの
「汗・知恵・金」で支えられ、これまで活動を継続してくることができました。2009年度もそこのところをご理解いただき、ご協力いただければ幸いです。
 多くのみなさんにご理解いただき活動を支えていただくためにも、事務局長として私も説明責任をきちんと果たしていきたいと思っているところです。
               2009.4.17 かえこ
2009-04-17 20:22 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年03月13日
あらゆる政策にジェンダーの視点を(no236)
「介護保険制度 殺人防げず」(毎日新聞3月3日朝刊)という記事に、目が留まりました。
その記事には、「06年〜08年の3年間で報道した介護殺人・無理心中(未遂を除く)は計97件で、年間30件を超えるペース」「3年間の加害者側の内訳の約7割(70件)が男性。年代別で65歳以上の高齢者が加害者の4割(44件)を占めた」と報道されていました。また、ここ10年ほどは年間3万人を越えると問題視されている自殺者の70%以上が男性である実態も含め、これからの時代をどう乗り越えていくかを、ジェンダーの視点で問い直す時なのだと思います。

 高槻市女と男のつどいが2月15日に開催され、「人生100年を生きる女と男の覚悟」といったタイトルで樋口恵子さんのお話をお聞きしました。このつどいは高槻市立男女共同参画センターの登録団体と行政が実行委員会を形成し、NPOと行政との協働で開催したイベントで、現役で頑張っておられる大先輩の樋口さんのお話から元気を頂きました。印象に残ったのは次のような話です。

 「人生100年となった今、これまで人類が経験したことのない超高齢化時代が到来しています。その時代にあって、もうすでにめずらしいことではなくなっている老老介護についても、男女共同参画の視点で取り組んでいく必要があります。」誰も経験したことがない時代の到来で、古き良き家族像として「嫁役割」「夫役割」などと時代錯誤なことをいっている場合ではないのだということです。

 私事ではありますが、私の実母は77歳・義母79歳でそれぞれ一人暮らしをしています。義母の方は2年ほど前から認知症を患い、今ではデイサービスと配食サービスのお世話になりながら、私の夫である息子が中心に母の世話をしており、老老介護とまでは言わないまでも、これから先を多少憂いながら私も抱え込みすぎないようできることはやり、公的サービスの有難さを実体験しているところです。

 未だ、子育てや介護、障がい者介助などをジェンダー規範における「家族役割」に押しつけ、就労などの問題を「自己責任」だと主張する政治家が目につきます。確かに「家族」は最も機能しやすいコミュニティであり、大切なセーフティネットの一つだとは思いますし、私自身も「家族」とともにすごす時間が大好きです。
でも、子どもや若者の人数が減り、超高齢化時代に伴う財政赤字、その上で家族形態や社会ニーズは多様化し地方分権が推し進められている現代社会において、性別における「役割」や「責任」の強化は、弱い立場にいる人をさらに追い詰めていくだけのことと危惧します。

 ジェンダーの視点であらゆる分野を検証しなおし、政策や教育を組み立てなおすことが必要なのだと思います。2009年度SEANでも、よりいっそうの取り組みをと思っていますので、ご協力・ご参画の方よろしくお願いいたします。
              2009年 3月13日 かえこ


★HPをリニューアルしました!!ぜひ、1度ご訪問ください
http://www.npo-sean.org

★SEANまちづくり事業第1弾 SEAN理事会主催

 少子化・高齢化・地方分権―これまで誰も経験したことがない社会と、「行革」「自己責任」という名の切捨てによる格差社会の到来。そんな不安な時代を吹き飛ばす“正しいChangeのしかた”について、まずはイメージすることから始めませんか?

シリーズ:わたしと政治のつながり
 正しい“Change”のしかた教えます!!

4月4日(土)13:30〜16:30
高槻市総合市民交流センター第4会議室(JR高槻南口すぐ)
参加協力費 会場費等を捻出するために、当日会場にてカンパをお願いします(1,000円程度)
保育あり 800円(おやつ代等、実費)・要事前申込み

【基調講演】
 協働で切り開く市民自治新時代
 講師 中川幾郎さん(帝塚山大学法政策学部教授)


【対談】中川幾郎×遠矢家永子
 市民だって地域資源!
 〜不安な時代を私たちの手で切り開こう〜
 
 コーディネーター:永井美佳(NPO法人SEAN理事)
2009-03-13 18:18 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年01月24日
SEAねっと通信 変化がのぞまれる2009年の始まりに
 変化がのぞまれる2009年の始まりに(no.235)

 みなさんは最近のバーゲンセールに、行かれたことがありますか?
セール期間は長く、驚くなかれ50%〜70%オフがざらです。
私はその恩恵を受けている一人ではありますが、どこのお店にも商品が溢れかえり、いくら格安の値段が並んでいても、欲しいものが手に入ってしまえば、購買欲もなくなってしまいます。

 しかし、人気の商品で話題性があれば、販売前日から徹也で並んででも、手に入れようとする人たちを報道では目にしますし、化粧品など景気のいい商品も存在しています。
 とどのつまりが、経済は需要と供給で成り立っており、人々が欲しいと思わなくなったものは売れないし、需要と供給のバランスが崩れ、たちまち製品がだぶついてしまうということです。
 企業が儲けを見越して製造しても、売れなければ、経費が回収できず、破綻状態になっていきます。挙句の果てに、切り捨てられていくのが末端労働者という経費であり、そのことが、法人税収をあてにしている自治体にも影響を及ぼしていくわけです。
輸出入の関係もあるだろうとは思いますが、今私たちが直面している事態は、そんな単純な話なのではないでしょうか。

 そして、「景気回復」「雇用回復」が強く叫ばれ、給付金なるものが支給されようとしています。しかし、老後への不安からお金を使わないといった理由だけでなく、最低限必要なものを普及してしまった日本社会
では、結局のところどうしても必要なものや、手に入れたいものがなくなってしまったことも1つの要因だとしたら、給付金の支給は国の借金を増やすだけで効果は期待できないのではないでしょうか。
 それでもとりあえずは促されるままに、一時的に何かを購入し、お金が多少社会で循環したとしても、そんなものは長続きするはずがなく、環境を破壊する消費社会を繰り返すだけです。

 私は経済学者ではないので、難しいことはわかりませんが、私たちがこの世に生を受けて死ぬまで、必要不可欠なことが雇用に結び付けば、安定した経済が生み出されるのではないかと思います。
命を全うするために必要不可欠なこと――衣食住の基本的人権や・子どもの育ち・看護・介護・環境・社会構造上の弱者支援など、それらに関わる労働で雇用を促進し経済を回復していく。行き詰った社会は、言い換えれば、方向性を見直す絶好のチャンスだとも言えます。
そして、NPOや協働、CSRなどの今後の取り組みに期待をもっています。

 ジェンダーの視点で社会を見ると、これまで日常の生活を支えるためにお世話役を担ってきたのは、古くは奴隷と言われた人たち、そして女・子ども、近年では末端の労働者たちと女たちです。
それらの労働価値は低く位置づけられ、権力者たちの手によって搾取され、簡単に使い捨てられてきました。
 強いものや富めるものが、「勝ち組」となっていく男性中心の資本主義社会が破綻をきたしているのであれば、多様性を共生する支え合いの社会を再構築していくべき時なのだと思います。
 強いカリスマ的なリーダーシップが期待されていますが、弱者の視点がなければ人々を更に追い込んでいくだけですし、市民協働・住民自治による成熟した社会は望めません。

 変化が望まれる2009年の始まりですが、どの方向に社会を変革させていくかは、私たちの学びや行動力、主体性にかかっているのだろうと思います。
 あきらめで無力感にさいなまれないよう、学び合いながら共に行動に結びつけていければと願います。
                             2009.1.24

【SEANのもぎたて情報】

≪SEAN主催講座≫

1)2008年度高槻市市民協働のまちづくり事業
サポート部門「とんがらし」と高槻市立子育て支援センターとの協働開催

子育て・生活支援スタッフ養成講座
 今がチャンス! 何かをはじめたいあなたへ

<受講料>無料
(但し、第3回の公開講座のみお申込みの方は資料代500円が必要になります。)
各 10時〜12時
´↓す眥仍堽総合市民交流センター4F第4会議室
9眥仍堽総合市民交流センター5F視聴覚室
 
1月29日(木)
オリエンテーション
ファミリー・サポート事業について(高槻市)
「とんがらし」のシステムについて(NPO法人SEAN)

2月2日(月)
思いをカタチにかえる第一歩〜わたしの場合〜
遠矢 家永子(SEAN代表)

【公開講座】2月5日(木)
アドラー心理学に学ぶ〜子どもとの関り方第一歩〜
山口育子さん(NPO法人チッチキンダーガーデン理事長)

2月9日(月)
・妊産婦さんへのサポート〜今どきのお産事情〜
 時本秋江さん(大阪府助産師会高槻支部支部長)
・ボランティアをするにあたって
金子芳恵さん(高槻市ボランティア・市民活動センター職員)
 
*要事前申込み、SEANサポート部門「とんがらし」まで  
2)SEANまちづくり事業第1弾 SEAN理事会主催
4月4日(土)午後
講師 中川幾郎さん(帝塚山大学法政策学部教授)
高槻市総合市民交流センター第4会議室
*詳細については、決まり次第お知らせしますので、乞うご期待!!
2009-01-24 22:10 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2008年12月19日
SEAN通信 2008年の終わりに思うこと(no.234)
 
 また、ずいぶんご無沙汰をしてしまいました。

 2008年は出張で遠出することも多く、訪れたことのない土地に出向き新たな出会いや共感を得るといった収穫がたくさんありました。しかし、その分からだの疲労度も高く、もうすぐ50に手が届くといった年齢との格闘の始まりの1年であったようにも思います。

 そのおかげか、かえって自分の「こころ」と「からだ」の状態に目をむけ、そのことを自分の責任として自覚できるようにもなりました。来年も今以上にで、きるだけストレスをためこまず、こころにゆとりが生まれるような工夫や気持ちの切り替えを心がけたいと思います。

 さて、暮れが押し迫ってのニュース報道は、経済の破たんや労働者の切り捨てばかりが目につきます。

これまでのこの国の政策が突き進めてきた結果が、ここにきて目に見える形で表れ始め、生活そのものを圧迫し、未来への不安感をあおり始めることとなりました。

 比較的プラス思考の私でも、12年もの間SEANで取り組んできたことに、何の意味も見出せなかったのではないかと無力感にさいなまれる事態です。

こういった状況を阻止するには、次の時代を築く子どもたちへの教育が大事であると確信はしているものの、教育行政の路線はさらに競争原理での生産性の重視へ拍車がかかっているような報道ばかりが目につき、さらに不安感や危機感が高まり、「諦めモード」になっていきます。

 方程式を解くなどの学力は、「あきらめないこと」「課題を解決することでの達成感」など得ることはたくさんあるのでしょう。

けれども、人がこの世に生を受け、一人ひとりが違う存在として共生していくスキルを身につけていくこととは直結してはいません。

それどころは、優劣がはっきり現れる「学力」だけに力を入れれば入れるほど、強い者だけが勝ち残っていく格差社会は容認され、さらなる広がりを招くものと懸念します。

 子どもたちにとって、公共教育や地域のコミュニティは、「人権尊重」という概念を身をもって学んでいく場です。

生身の人と人とがぶつかり合う葛藤や対立を通して、非暴力の問題解決力を学んでいけるよう、そこにかかわる大人も一緒になって時間をかけて取り組んでいくことがとても重要です。

勉強嫌いの私が学校で学んだと実感できることは、そんなことだったのではないかと思うくらいです。

 園児から大学生まで、SEANの出前授業で多くの子どもたちと出会います。正しい情報を得ることができ、自分の頭で考え、行動を選択し、その結果を自分のものとして積み上げていくことができれば、未来はどんどん開けていく力を子どもたちは持っていると確信できます。

 そして、私たち一人ひとりが一つ一つのできごとを、「誰のためでもなく、誰のせいにもせず」第三者的に原因追求だけで終始することのないよう、そして過不足なく責任と結果を引き受け、自分にできることを小さなことでも確実に積み上げていくような生き方を心がけるロールモデルとして生きてみせることが必要であると思います。

 少し気持ちは後退気味の年の瀬ではありますが、「こころ」と「からだ」が動き出せるよう2009年に向けてのゆとりのある時間をしばし過ごしたいと思います。
                         2008.12.19  かえこ

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★☆★盛りだくさんの情報掲載中!!
  詳細については事務局にお問合せ下さい★☆★

≪SEAN主催講座≫
*事務局にお問合せください

1)2008年度高槻市市民協働のまちづくり事業
 子育て・生活支援スタッフ養成講座
  今がチャンス!何かをはじめたいあなたへ
<受講料>無料
(但し、第3回の公開講座のみお申込みの方は資料代500円が必要になります。)
 各 10時〜12時
 ´↓す眥仍堽総合市民交流センター4F第4会議室
 9眥仍堽総合市民交流センター5F視聴覚室
 
1月29日(木)
  オリエンテーション
 ファミリー・サポート事業について(高槻市)
 「とんがらし」のシステムについて(NPO法人SEAN)

2月2日(月)
 思いをカタチにかえる第一歩〜わたしの場合〜
  遠矢 家永子(SEAN代表)

【公開講座】2月5日(木)
 アドラー心理学に学ぶ
 〜子どもとの関り方第一歩〜
  山口育子さん(NPO法人チッチキンダーガーデン理事長)

2月9日(月)
 ・妊産婦さんへのサポート〜今どきのお産事情〜
  時本秋江さん(大阪府助産師会高槻支部支部長)
 ・ボランティアをするにあたって
金子芳恵さん(高槻市ボランティア・市民活動センター職員)
 *要事前申込み  
2008-12-19 15:01 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2008年10月03日
社会の担い手の一人として (no.233)
    【SEAN主催事業最新情報】
  詳しくは、下記もぎたて情報に掲載しています

   SEAプログラム集中養成講座
   実践者のための気づきのワーク
   〜ジェンダー規範から人権規範へ〜
  
   10月25日(土)・26日(日) 10時〜16時30分

★―――――――――――――――――――――★

かえこのちょっと言わせて。。。。。


 社会の担い手の一人として (no.233)

 「したいことが見つからない。それが私の悩みです。」講座の参加者から、こんな言葉を聞くことがあります。
「自己実現」という言葉が流行ってから、そんな悩みを持つ人や青い鳥症候群のように足元を見つめずに、「ただただジプシーのように探し続ける人」「他者からの評価をきにしすぎる人」が増えてしまったのかもしれません。

 ふと、私は「したいこと」をしたくて、この活動を続けているのだろうかと自分自身に問いかけたくなりました。確かに、「やりたくないこと」「不向きなこと」は極力しないようにしています。私が最終的に「したいこと」とは、「死ぬときに『生きててよかった』と思いたい」、ただそれだけのことです。

 これまで幾度となく様々な活動に関わってきましたが、出発は「やりたいこと」というよりも、「やれること」「わたしが周りから期待されているであろうこと」だったように思います。

 その足がかりは、自分が困っていて必要なことであったり、学習したものごとの理不尽さや憤りであったり、「もっとできるかもしれない」という自らへの期待であったりで、「わたしの力を必要としている人がいてくれている」という想いであったり、どんな些細なことであっても自分にできることがあればやりたい、行動に結び付けていきたいという思いからの出発でした。

 その時点での自分にできそうなことをやっているわけですから、まわりからの見え方とは別にして、当然私にとってのハードルは低く、繰り返しの中でハードルは少しずつあがり、自分もエンパワーされていくといった循環の中にいるという感じです。

 そんな繰り返しの中で、自分の存在意義への確信と信頼がさらに強化されていくように感じます。 

 また、子育て支援の講座の参加者から、「ありのままの自分を受け入れるといわれても、ありのままの自分がわからない」「今の自分は『自分らしく』ないので、好きにはなれない」といった悩みを聴くことがあります。

 「ありのままの自分がわからない」というのがありのままの自分であり、「好きになれない」という自分がありのままの自分であるということだと私は答えています。
 たとえ、好きになれなくても、わたしはわたし。
大事なことは、自らの存在の意義を信じ、もくもくとできることを積み重ねていくこと、あるがままの姿を正直にそして真摯に生き、誰のためでもなく誰のせいでもない自分の人生を全うすることだと思うのです。それが結果として、誰かのためとなり、自らの存在意義につながっていきます。

 そして、大人となった今、この社会でのできごとの責任の担い手の一人として、子どもたちの未来に私は何ができるのか。
そんなことを考え続け行動に変えていける人間でありたいと思います。

 もちろん、行きつ戻りつしながらも、できることを一歩一歩確実に、その中で確かな足跡を残していければと願うばかりです。

    2008.10.3 かえこ

【SEANのもぎたて情報】

★盛りだくさんの情報掲載中!!
詳細については事務局にお問合せ下さい★

≪SEAN主催講座≫

1)SEAプログラム集中養成講座
 実践者のための気づきのワーク
〜ジェンダー規範から人権規範へ〜
日時 10月25日(土)・26日(日) 
   各10:00〜16:30
受講料 正会員  18,000円 非会員20,000円
    学生割引 15,000円
*テキスト代(「人として強くやさしく」)も含まれています。
*修了生はSEANの会員になって、スタッフとして活動することができます。その際の入会金(2,000円)は免除されます。
会場 ドーンセンター(大阪府立女性総合センター)
講師 遠矢 家永子(教育部門「G-Free」代表)
講座内容
 1日目 子どもをとりまくジェンダー
     セクシュアルライツ
     力関係と暴力の連鎖
 2日目 子どもに保障すべき5つの権利
     「自律」「依存」とジェンダー

2)中学生の「性意識」と「性情報」調査報告セミナー
 「デートDV」も愛の証!?
 〜マンガ・雑誌にみる恋愛パターン〜
 日時 12月13日(土) 13:30〜16:30
 会場 高槻市総合市民交流センター
 資料代 900円

≪一般公開されている依頼講座から≫
*主催者にお問合せください
*その他の講座予定については、
 http://www.npo-sean.org の2008年度依頼予定のページでご覧になれます。

1)高槻市立子育て総合市民センター「カンガルーの森」
 子育て講座「子どもの心の受け止め方」
 10月11日(土)10時〜11時30分
 講師 遠矢 家永子
 申し込み順40名
 問合せ カンガルーの森(072・686・3030)
2008-10-03 12:12 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2008年06月30日
「依存」「自立」と子どもの育ち
「依存」「自立」と子どもの育ち(no.231)

 最近、「子どもの育ち」をテーマとする講座の講師をお引き受けすることが増えてきました。そこで、私なりの考えをまとめてみます。

 私は1997年から約5年間、CAP(子どもへの暴力防止)の活動に取り組み、子どもへの暴力防止のための子どもの権利について考えてきました。
 それと並行してSEANが請け負っている保育や、人権教育出前授業などで他年齢の子どもたちに出会い、講座の中で子どもを取り巻く多くの大人たちの「子育て」「教育」の悩みにも出会い、そして子どもを取り巻く「絵本」や「マンガ」などの情報についての調査も試み、それらの課題と直面してきました。
 また、私自身の子ども時代や、我が娘たちの子育て経験を通して、子どもには5つの権利を保障すべきだと提唱してきました。

≪子どもの育ちで保障すべき5つの権利≫

 (1)存在意義を認められる権利
 (2)知る権利
 (3)考える権利
 (4)選ぶ権利
 (5)結果を引き受ける権利
 


「生きている、ただそれだけで意味を持つ」子どもにとってそのことを体感させてくれる大人の存在が何より必要です。
「きっと喜んでくれるに違いない」「こんなことをしたら悲しむだろうな」と自分が存在することを無条件で受け止めてくれる人が一人いるだけで子ども自身に生きていく力が生み出されますし、他者をも「かけがえのない命」として認識することができるようになります。
 そこから出発すれば、多くの正しい情報や教えから学び、自ら考え、自分で行動を選んでいくことができるようになります。
そして、選んだことの結果である評価も、失敗からの学びも自分の中で消化し、「自立」したそして「自律」できる大人へと成長していきます。
 その繰り返しの中で、「誰のせいでもなく、誰のためでもない」、自分の人生の主人公になれるのだと思います。

 報道番組を見ていると、大人になって犯罪を犯すものが、親や社会への恨みを口にすることが多く、「親が忙しかった」「一人親家庭だった」などの物理的な成育暦の問題に着眼するコメントが多いことが気になります。
とても不幸な生い立ちで育った人の中で、犯罪を犯すものはほんの一握りの人たちです。
一見幸せそうな家族であっても、5の権利のどれかが保障されないこともよくあることです。自分の行動は自分で選んでいるという実感がなければ、犯罪を犯しても悔い改めるどころか恨み辛みを口走るだけで、加害者ではなく被害者であると主張してしまうことになります。

 また、「依存」と「自立」を考えるとき、女の子は「弱い」存在として「依存」することが許され、男の子は「強い」存在として「自立」を促されて育ちます。
(1)は「依存」する関係性です。それが欠落したまま、(2)で「男は泣かない。弱音を吐かない」といったジェンダーを学んでしまったら、当然(3)(4)の考えと選択もジェンダーにとらわれ、人を踏みつけてでも「勝つこと」へのこだわりが強くなります。
「負け組み」となってしまった場合は、自分に存在価値が見出せなくなり、ひきこもりや自殺へと追い立てられていきます。
(2)で私たち大人が、何を情報として提供するのかが問われます。
成長段階で、「依存」も「自立」も共に必要なことなのに、性別によって容認されたり求められたりすることが違うのは大きな問題だといえます。

 また、「母親役割」は「依存」を受けとめる役割、「父親役割」は「自立」を促す役割として奨励する考えが、まだまだ多数派を占めているのも気になるところです。
上記の権利の(1)と(2)は大人に「依存」することで成立し、大人が(3)〜(5)を保障することで「自立」が促されていくわけですから、役割を分担せず1人の大人の中に「強さとやさしさ」として統合していくことこそが、子どもにとって「人として」のよりよいロールモデルとなれることです。

 活動を続ける中で、ジェンダーの視点で子どもたちに関わることが、子どもたちを被害者にも加害者にもしないための防止になることだと確信を強めてきました。
 さらなる取り組みを続けていきたいと思っています。

            2008.6.30 かえこ  

【SEANのもぎたて情報】

★☆★盛りだくさんの情報掲載中!!
  詳細については事務局にお問合せ下さい★☆★

≪SEAN主催講座≫
*事務局にお問合せください

1)DVD教材「わたしもぼくも☆みんな活き活き
 〜ひとり一人の違いを活かし合う関係づくり」を使ってのファシリテーター養成講座
  ***ジェンダー規範から人権規範へ***
  日時:7月26日(土)13時〜16時
  会場:ドーンセンター4階 中会議室
  参加:1,500円
  *DVD教材を使用した講座の実施をお考えの方は
別途、上映権付DVDをご購入願います

2)予告:SEAプログラム実践者養成講座開催!
  10月25日・26日

≪一般公開されている依頼講座から≫
*主催者にお問合せください

1)(財)近江八幡人権センター主催
  7月7日(月) 19時〜21時
  「わたしがわたしであるために」講師:遠矢

2)兵庫県小野市男女共同参画センター
  7月10日(木)10時~12時
  「私のしあわせ・子どものしあわせ」講師:遠矢

3)NPO法人GGOジェンダー・地球市民企画主催(福岡小倉)
 7月11日(金)
 パネルディスカッション「DVの解決をめざして〜非暴力への道」
   遠矢がパネラーの一人です
 7月12日(土)
 体験!学校での人権教育で前授業 SEAプログラム」
   ファシリテーター:遠矢

4)川西市教育委員会 教育情報センター主催
 7月25日(金)
 DVを生み出す背景と予防教育の可能性」講師:遠矢

★報告書等のご紹介★
*名前・住所・冊子名(希望冊数)をメールでお知らせ下さい。振込用紙と冊子を送付させて頂きます。
 送料200円(封筒1cm以内・手数料含む)〜
 が別途必要になります。
 詳しくはSEANのHPをご覧下さい

1)中学生の「性」に関する意識調査
 〜性に関するよりよい学校教育のために〜
 (A4判8頁)100円

2)報告書「マンガ・雑誌の『性』情報と子どもたち」
 (4判102頁)1,800円
 *上記1)冊子の調査内容も収録されています

3)小学生向け教材DVD「わたしもボクも☆みんな活き活き」
  〜ひとり一人の違いを活かし合う関係づくり〜

 小学4年生の子どもたちの授業の実際の様子やアニメーションの映像を通して、「気もちってなあに?」「気もちにフタを していたらどうなるの?」「やさしさ」と「なかよし」や、暴力の連鎖などについて学びます。上映時間18分
  *個人価格 2,000円
 ライブラリー価格 10,000円(上映権・貸出し許可付き)
  *送料 300円
 
4)現役子育てママ達でつくった「子育て」に関する調査報告書
  このままでいいの?今時の子育て支援
 A4判58頁 800円
  *「子育て」に関する母親122人のアンケート調査結果など

5)2006年度高槻市協働活性化モデル事業実施報告書
 やったらできた!!「協働」実践−子育て支援をジェンダーの視点で−
 A4判 全70頁 800円
  *高槻市立男女協働参画センターとSEANが協働で取り組んだ
  子育ち講座・情報ライブラリー・子育てママのグチグチ電話相談
  などの取り組みについて

6)『ジェンダーと暴力』の人権教育実践報告書
  人として強く、やさしく
  〜子どもたちを被害者にも加害者にもしないために〜
  SEAN G−Freeプロジェクト発行
  A4判174頁 2,000円
  *中高生の「ジェンダーと暴力」に関する意識調査分析人権教育の必要性と効果を見るための事前・事後アンケート対比分析
  講座録「子どものセクシュアリティと『性』をとりまく社会の現状」

7)啓発パンフレット(6.報告書ダイジェスト版)
 わたしもあなたも★みんな活き活き
“こころ”に決めたことに男も女もないんや!
 ★上記報告書の抜粋、学習会の資料として使用できます!
 A3判1枚 フルカラー 50円

8)ジェンダーフリーで綴るNPO発信レポート
  「かえこのちょっと言わせて」
  (A5判52頁)各400円
 ★「勝手にSEAねっと通信」のバックナンバーです。
  no4のみ在庫あり。
2008-06-30 11:45 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2008年05月17日
デートDVを容認する、子どもたちをとりまく「性」情報
 日々の雑感などをブログにアップしようと思いつつ、メルマガ「勝手にSEAねっと通信」の貼り付けだけになってしまっていることを反省しながら、no230の通信を貼り付けました。
 次回は、通信の貼り付け以外の情報提供をと思っていますので、その時はよろしくお付き合いください。

<以下、「勝手にSEAねっと通信」no.230>

SEANでは、2年続きで大阪府ジャンプ活動事業の助成を受けることができ、成果物として2冊の報告書を発行しました。

 2006年度は、SEANが2002年から取り組んできた「ジェンダーと暴力」の人権教育の実践内容や、中高生約600名を対象に実施したアンケートでの意識調査をまとめ、「人として強くやさしくー子どもたちを被害者にも加害者にもしないためにー」(A4判174頁・2,000円)と題した報告書を発行しました。

 2007年度は、「マンガ・雑誌の『性』情報と子どもたち」(A4判102頁・1800円)を発行し、その報告書には中学生約400名を対象に実施した「性」に関するアンケート意識調査分析や、中学生がよく読むマンガ誌やファッション情報誌等の内容調査をまとめ収録しました。
 
 (ちなみに、大阪府ジャンプ活動事業は、助成といっても半額助成であり内部スタッフの人件費は予算に組み込めないので、取り組みの経費の大半が人件費である調査研究事業では、結局スタッフはボランタリーにならざるを得ないわけですが、それでも調査した内容を社会に知らしめる意義を実感しているNPOにとっては、とても有り難い助成でした。しかし、今回の橋下大阪府知事のPT案ではそういった事業予算は軒並みなしということで、とても残念だと思っているところです。)

 さて、2007年度報告書は、中学生のアンケート調査とマンガ誌や情報誌の調査分析の二本柱で構成しています。アンケート調査の方は、2007年度の高槻市協働活性化モデル事業として取り組んだもので、企画立案やたたき台作成、実施、分析はSEANが主体で取り組んではいますが、高槻市教育委員会との協働で取り組みました。今回の協働事業は、アンケートと併せて公立中学校3校でセクシュアルライツ教育出前授業も実施しており、「性」に関する教育が及び腰になっている今、全国的に見ても評価に値する取り組みであったと自負しています。

 中学生の「性」に関する意識は、異性愛が中心で「つき合い方」や「恋愛」には興味があるけれど、「はずがしい」「いやらしい」「エロイ」といったマイナスのイメージが主流でした。
 それらのイメージを生み出している情報源は、テレビ・マンガ・雑誌などのメディアであり、今回の報告書では主に中学生がよく読むマンガ誌や雑誌の内容を調査し分析することを試みました。
 女子がよく読むマンガ誌や情報誌のほとんどが「恋愛」をテーマにしており、彼氏をゲットするためにいかに自分をよく見せるかといった内容のオンパレードで、「強く」リードする彼氏像とそれに従順である彼女像がたくさん描かれています。
そして、恋愛における彼氏の「強さ」や「愛情」表現を、彼女への支配や嫉妬という形で描いているマンガが少なからずあることに目がとまりました。

 男子がよく読むマンガ誌は「恋愛」ではなく、「勝負」「スポーツ」「戦い」などのテーマが主流です。アンケート結果をみると、男子も女子同様「恋愛」に興味がないわけではなく、そのニーズにこたえる情報源がアダルトゲームやインターネット情報に流れてしまう危険性を強く感じました。
 また、少年マンガ誌が「恋愛」をテーマにすることが少ないにもかかわらず、「女性性」を人格の備わった「人」としてではなく、脈略もなく性的な商品として扱う描写が多く登場することに強い嫌悪感をもちました。

 育ちの中で少女誌と少年誌の描写を鵜呑みにしてしまうと、恋人間のデートDVの関係を普通の恋愛関係であると容認してしまう恐れがあるのではないかと心配になります。
 メディアの中のつくられた「性」の神話を読み解くメディアリテラシー教育やジェンダー平等教育、セクシュアルライツ教育、デートDV予防教育などの取り組みの必要性や重要性を、今回の調査分析で強く実感しました。
 
 子どもたちをとりまく「性」に関する情報が膨大かつ過激になってしまった今日、2冊の報告書の内容はこれからの教育を考える上で貴重な資料となるはずだと期待しています。
 ぜひ、ご一読いただければと思います。
 
            2008.5.17 かえこ


【SEANのもぎたて情報】

1)2008年度SEAN総会 5月26日(月) 2時〜4時
 高槻市総合市民交流センター 4階 研修室

 会員になって、SEANの活動を支えて下さい!!
 【正会員】 入会金2,000円 年会費6000円
 【賛助会員】 1口2,000円から何口でも
   郵便口座 00960-4-115488
   名称 NPO法人シーン


2)DVD教材「わたしもぼくも☆みんな活き活き
 〜ひとり一人の違いを活かし合う関係づくり」を使ってのファシリテーター養成講座
     ***ジェンダー規範から人権規範へ***
  日時:7月26日(土)13時〜16時
  会場:ドーンセンター4階 中会議室
  参加:1,500円
  *DVD教材を使用した講座の実施をお考えの方は別途、上映権付DVDをご購入願います

3)予告:SEAプログラム実践者養成講座開催!
  10月25日・26日


★報告書等のご紹介★

1.中学生の「性」に関する意識調査
 〜性に関するよりよい学校教育のために〜
 (A4判8頁)100円
 *2007年度高槻市協働活性化モデル事業

2.報告書「マンガ・雑誌の『性』情報と子どもたち」(4判102頁)1,800円
 *大阪府ジャンプ活動事業
 *上記1.冊子の内容も収録されています

3.小学生向け教材DVD「わたしもボクも☆みんな活き活き」〜ひとり一人の違いを活かし合う関係づくり〜
 小学4年生の子どもたちの授業の実際の様子やアニメーションの映像を通して、「気もちってなあに?」「気もちにフタをしていたらどうなるの?」「やさしさ」と「なかよし」や、暴力の連鎖などについて学びます。18分。制作協力:松下電器産業株式会社
  *個人価格 2,000円
   ライブラリー価格 10,000円(上映権・貸出し許可付き)
  *送料 300円
 
4.現役子育てママ達でつくった「子育て」に関する調査報告書 このままでいいの?今時の子育て支援 ★「母親役割強化支援」ではなく、人としての「生き方支援」を訴えます!
 A4判58頁 800円
 「子育て」に関する母親122人のアンケート調査結果など

5.2006年度高槻市協働活性化モデル事業実施報告書
 やったらできた!!「協働」実践−子育て支援をジェンダーの視点で−
 ★少子化高齢化に向けて、ますます必要不可欠となる行政とNPOの「協働」の具体例の紹介です!
 A4判 全70頁 800円
  高槻市立男女協働参画センターとSEANが協働で取り組んだ子育ち講座・情報ライブラリー・子育てママのグチグチ電話相談などの取り組みについて

6.『ジェンダーと暴力』の人権教育実践報告書
  人として強く、やさしく
  〜子どもたちを被害者にも加害者にもしないために〜
  SEAN G−Freeプロジェクト発行
  ★生徒たちのアンケート調査から、「ジェンダーと暴力」の関係を読み解きます。講座録も読みごたえあり!
  A4判174頁 2,000円
  *2006年度大阪府ジャンプ活動事業
  
  中高生の「ジェンダーと暴力」に関する意識調査分析人権教育の必要性と効果を見るための事前・事後アンケート対比分析
  講座録「子どものセクシュアリティと『性』をとりまく社会の現状」

7.啓発パンフレット(6.報告書ダイジェスト版)
 わたしもあなたも★みんな活き活き
“こころ”に決めたことに男も女もないんや!
 ★上記報告書の抜粋、学習会の資料として使用できます!
 A3判1枚 フルカラー 50円

F.ジェンダーフリーで綴るNPO発信レポート
  「かえこのちょっと言わせて」
  (A5判52頁)各400円
 ★「勝手に通信」のバックナンバーです。
  no4のみ在庫あり。

*名前・住所・冊子名(希望冊数)をメールでお知らせ下さい。
 振込用紙と冊子を送付させて頂きます。
 送料200円(手数料含む)・DVDのみ送料300円が
 別途必要になります。
2008-05-17 20:14 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2008年04月11日
SEAねっと通信229:財政危機を乗り越える「手立て」って?
 2008年度が始まってしまい、なかなかブロウの更新もできないままになっていましたが、ねっと通信を配信しましたので、感想などいただけるとうれしいです。

  財政危機を乗り越える「手立て」って?(no.229)

 「大阪府の財政危機とは何か」というタイトルの学習会に参加してきました。大阪府が抱える5兆円の債務の根底にあるのは、これまでの歴代知事が取り組んできた巨大プロジェクトの度重なる破綻、その破綻を穴埋めする方法論が間違っていたこと、そもそもその開発の発端も歴代の総理大臣が出した方針の影響を受けたものが多いのだということが漠然とではありますが、私の頭でも理解できました。

大阪府ではそのつけを、府民のセーフティネットや居場所、文化などを縮小あるいはなくすことで支払おうとしているように見えます。表面上は取り繕えても根本の問題を残したまま、歴史は繰り返されるだけのような気もしますし、自立した地方自治こそがこの危機を救う手立てなのだとしたら、府民のセーフティネットや居場所、文化などを縮小あるいはなくすことは、自立した地方自治をまっこうから否定することであり、財政危機を招いたサイクルにさらなる拍車をかけていく方法論なのだと思えてなりません。

 「住民が主人公の地域づくり兵庫4町長が語る」という文章の中に、「国の政治に振り回された夕張市を見せしめのような象徴にしようとしている」こと、「国の言いなりにならないで、住民とともに知恵と力をあわせて、独自の道を追求してきた自治体こそが、すばらしい発展を遂げることができます」という文章があります。そして、「自由で民主的な社会教育活動が、今こそいっそう重要になってくる」とありました。

 私が現在の活動に行き着いたのは、高槻市の社会教育の恩恵です。行き着いた先は男女共同参画の活動ではありますが、入り口は社会教育でした。
 25年前に長女を産み、彼女の未来を案じる中から様々な学びや活動に足を突っ込んでいったわけで、子ども会・PTA・親子劇場・生協や図書館運動や反戦など地域の自主的な運動や活動が、私を突き動かす機動力となりました。

 約19年前、高槻市の家庭教育学級(現学び舎ネット)の運営委員のなり手がなく、長女が1年生に入学した年に委員を引き受けたことが大きな転機となり、「まじめなことをまじめに考えてもいい」ことに私は力を得ました。
当時は、「まじめなことは損なこと」「まじめなことを言う人は変わった人」「率直にものを言うとはじかれる」という空気が女性たちの地域コミュニティに充満しているように見え、私自身もなかなかそこから抜け出す自信がもてなかったわけですが、「なり手がない」という大義名分が私にとっての新たなきっかけと
なりました。
その延長線上で、1994年に当時社会教育課が委託金を出していた「女性学級」(当時は婦人学級)を発足させることとなり、その学級で保育が必要になって1997年にSEANを立ち上げることとなりました。
 家庭教育学級や当時の女性学級は、市からの補助金・委託金を受けての運営でした。税金からの補助を受けての活動だったので、そこで得た知識や経験を市に還元することを私は頭の片隅においていました。

 地方分権が進む今、地方行政が自立していくことが最重要課題のはずです。そして、それは自立・自律した市民の手でしかなし得ないことなのだと思います。国も地方自治も、市民の自立や自律について責任追及だけを向けてきているように感じますが、市民が責任を負えるだけの自信や力量を持つための支援づくりは、国や地方行政の責任であり、それが役割なのだと私は思います。
 
 NPOもまたその縮図です。財源や人材確保においてなど、うまくいかないことも多々あり悩ましい限りですが、道は開けるものと信じて2008年度も乗り切りたいと思います。

        2008.4.11 かえこ


【SEANのもぎたて情報】

1)協働活性化モデル事業成果報告会(無料)

 4月12日(土)午後2時〜午後4時 
 高槻市生涯学習センター3F研修室
  2007年度協働事業に採択された
  「小学校の校歌を遺そう」(NPO高槻ブロードキャスト)
  「演芸ボランティアのネットワーク事業」( 民謡・松の会)
  「地域力発掘!子育て支援スタッフ養成講座」(NPO法人三島子ども文化ステーション)
  「かけがえのない命」についての出前授業の実施」(NPO法人SEAN)
  がそれぞれ事業報告。
  2008年度の「市民協働のまちづく事業」概要説明も行われます。
  問合先:コミュニティ推進室(674-7462 )

2)サポートとんがらし有償スタッフ養成講座

 社会の一員として、あなたにできることがあります!
 まずは、ここから始めてみませんか?
  
 4月26日(土)10時〜16時
 NPOとは?ジェンダーについて 遠矢家永子(SEAN代表)
 ◆攜開講座】
 子どもの発達心理 落合正行さん(追手門学院大学教授)

 4月27日(日)10時〜16時
 【公開講座】
  コディネート概論 筒井のり子さん(龍谷大学教授)
 ぁ肇汽檗璽箸箸鵑らし”支援の現状 
  中村淑子(SEANサポートとんがらし代表)
 高槻市立総合市民交流センター 第4会議室

 資料代 【養成講座】ワーカー登録会員 2,500円
           新規ワーカー登録希望者 4,000円
     【公開講座】正会員500円・非会員900円

3)報告書等のご紹介

1.中学生の「性」に関する意識調査
 〜性に関するよりよい学校教育のために〜
 (A4判8頁)100円
 *2007年度高槻市協働活性化モデル事業

2.報告書「マンガ・雑誌の『性』情報と子どもたち」
 (4判102頁)1,800円
 *大阪府ジャンプ活動助成事業

3.小学生向け教材DVD「わたしもボクも☆みんな活き活き」〜ひとり一人の違いを活かし合う関係づくり〜

 機サい發舛辰討覆△法
 供サい發舛縫侫燭鬚靴討い燭蕕匹Δ覆襪痢
  ―の子だって言っていい!!の巻
   「やさしさ」と「なかよし」について
  男の子だって泣いていい!!の巻
   暴力の連鎖について
   3つの解決方法
  *時間 18分
  *個人価格 2,000円
   ライブラリー価格 10,000円(上映権・貸出し許可付き)
  *送料 300円
 
4.現役子育てママ達でつくった「子育て」に関する調査報告書
  このままでいいの?今時の子育て支援
 ★「母親役割強化支援」ではなく、人としての「生き方支援」を訴えます!
 A4判58頁 800円
  「子育て」に関する母親122人のアンケート調査結果など

5.2006年度高槻市協働活性化モデル事業実施報告書
 やったらできた!!「協働」実践−子育て支援をジェンダーの視点で−
 ★少子化高齢化に向けて、ますます必要不可欠となる行政とNPOの「協働」の具体例の紹介です!
 A4判 全70頁 800円
  高槻市立男女協働参画センターとSEANが協働で取り組んだ子育ち講座・情報ライブラリー・子育てママのグチグチ電話相談などの取り組みについて

6.『ジェンダーと暴力』の人権教育実践報告書
  人として強くやさしく〜子どもたちを被害者にも加害者にもしないために〜
  SEAN G−Freeプロジェクト発行
  ★生徒たちのアンケート調査から、「ジェンダーと暴力」の関係を読み解きます。講座録も読みごたえあり!

  A4判174頁 2,000円
  *2006年度大阪府ジャンプ活動助成事業
  
  中高生の「ジェンダーと暴力」に関する意識調査分析人権教育の必要性と効果を見るための事前・事後アンケート対比分析講座録「子どものセクシュアリティと『性』をとりまく社会の現状」

7.啓発パンフレット(6.報告書ダイジェスト版)
 わたしもあなたも★みんな活き活き
“こころ”に決めたことに男も女もないんや!
 ★上記報告書の抜粋、学習会の資料として使用できます!
 A3判1枚 フルカラー 50円

F.ジェンダーフリーで綴るNPO発信レポート
  「かえこのちょっと言わせて」
  (A5判52頁)各400円
 ★「勝手に通信」のバックナンバーです。
  no4のみ在庫あり。


*名前・住所・冊子名(希望冊数)をメールでお知らせ下さい。振込用紙と冊子を送付させて頂きます。
 送料200円(手数料含む)・DVDのみ送料300円が
 別途必要になります。

●会員になって、SEANの活動を支えて下さい!!
 【正会員】 入会金2,000円 年会費6000円
 【賛助会員】 1口2,000円から何口でも
   郵便口座 00960-4-115488
   名称 NPO法人シーン
2008-04-11 13:02 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2008年03月10日
過不足のない「たくましさ」と「やさしさ」を
 ただいま、報告書発行に向けて編集作業に追われる毎日です。
 「SEAねっと通信」を、明日ようやく発行できそうですので、先行で掲載させていただきます。

 過不足のない「たくましさ」と「やさしさ」を(no.228)
 昨年10月に制作した小学生向け教材DVDですが、全国各地の男女共同参画センターなど公的な施設等のライブラリー貸し出し用として、ご購入いただいています。このDVDは松下電器産業株式会社の協力のもと制作したもので、企業のCSRという観点においても注目すべき取り組みであったと思っています。

 18分のDVDですが、小学校4年生の子どもたちに実施した出前授業の様子などが収録されています。このDVDを使っての講座依頼も増えつつありますが、子どもたちの素直な反応に感心される方が多いようです。
 映像の中で「『悲しい』『うれしい』などの気持ちに、男も女もない」と、言い切る子どもの姿にたのもしさを感じ元気をもらうことができます。しかし、これまで実施してきた出前授業の中では、「男は泣かない」といった古典的なジェンダー観をもっている子どもに出会うことも多く、「たくましい」「やさしい」や「かっこいい」「かわいい」には、固定的な性別のメージが根強くあるようです。

 時には「たくましく」、時には「やさしく」あることが、実は人が大人へと成長し他者との関係性を築いていく上では、性別に関わりなく必要なことなのではないでしょうか。

 「過不足なく」という言葉が私は好きです。
ジェンダーによる性別役割への期待は、「過剰」になる場合が多く、「不足」と思われる者へのバッシングが目につきます。
そして、そのバッシングは自己否定にもつながっていきます。性別役割ではなく、人としての成長として考えると、「過不足なく」がぴったり当てはまります。

 また、自然に沸き起こる「悲しい」「腹が立つ」などの感情を、その過剰な役割期待で抑圧してしまうと、その感情を自己認知できなくなり、認知できないまま自己コントロールもできなくなってしまったり、他者の感情への想像力さえもてなくなってしまうようです。
 大切なことは自分の中で沸き起こる感情を認知し、その感情を表現するかしないかを自己責任の下選択し、その結果を引き受けていくこと、他者の感情に想像力を働かせ傾聴し、その感情に対しての対処も自己責任のもと選択し、その結果を引き受けていくことなのだと思います。
 そうすることで、抑圧された感情を爆発させていくといった無用な暴力の連鎖を断ち切ることができるはずです。
 DVDでは、その暴力の連鎖について、子どもが観ても分かりやすいアニメーションにして収録しています。

 タイトルのとおり一人でも多くの子どもたちが、「みんな活き活き」生きるられるよう願いをこめて、多くの産みの苦しみと共に制作した力作のDVDです。
 内容も分かりやすく副読本付ですので、上映権ライセンス付をご購入いただければ自由に教材として使っていただくことも可能です。
 また、SEANでは、そのDVDを使用した講座なども請け負っていますので、事務局にお問い合わせいただければと思います。

 予告:ただいま、報告書「マンガ・雑誌の『性』情報と子どもたち」の編集真っ只中です。先日「中学生の『性』に関する意識調査」(A4、8ページ)の冊子が発行できたところですが、その内容も上記報告書には収録する予定です。
 内容や販売に関しては、このコラムにてご案内させていただきますので、乞うご期待願います。
                                  2008.3.10 かえこ


【SEANのもぎたて情報】

1)わたしもボクも☆みんな活き活き
〜ひとり一人の違いを活かし合う関係づくり〜
 小学生対象教材DVDの視聴と講座
  遠矢 家永子(SEAN代表)
 2008年3月16日(日)
 高槻市立総合市民交流センター5F 視聴覚室
 主催 高槻市立青少年センター
 参加:無料

2)サポートとんがらし有償スタッフ養成講座 4月26日(土)10時〜16時
 NPOとは?ジェンダーについて 遠矢家永子(SEAN代表)
 ◆攜開講座】
 子どもの発達心理 落合正行さん(追手門学院大学教授)

 4月27日(日)10時〜16時
【公開講座】
 コディネーター概論 筒井のり子さん(龍谷大学教授)
ぅ汽檗璽箸箸鵑らしの現状 中村淑子(SEANサポートとんがらし代表)
 高槻市立総合市民交流センター 第4会議室

資料代【養成講座】ワーカー登録会員 2,500円
         新規ワーカー登録希望者 4,000円
   【公開講座】正会員500円・非会員900円

3)報告書等のご紹介

A.小学生向け教材DVD
 わたしもボクも☆みんな活き活き〜ひとり一人の違いを活かし合う関係づくり〜
 機サい發舛辰討覆△法
 供サい發舛縫侫燭鬚靴討い燭蕕匹Δ覆襪痢
  ―の子だって言っていい!!の巻
   「やさしさ」と「なかよし」について
  男の子だって泣いていい!!の巻
   暴力の連鎖について
   3つの解決方法
 *時間 18分
 *個人価格 2,000円/ライブラリー価格 10,000円(上映権・貸出し許可付き)
 *送料 300円
 
B.現役子育てママ達でつくった「子育て」に関する調査報告書 このままでいいの?今時の子育て支援
★母親122人を対象にしたアンケート調査結果です。
 A4判 全58頁 800円

C.2006年度高槻市協働活性化モデル事業実施報告書
 やったらできた!!「協働」実践−子育て支援をジェンダーの視点で−

 ★少子化高齢化に向けて、ますます必要不可欠となる行政とNPOの「協働」の具体例の紹介です!
 A4判 全70頁 800円

D.『ジェンダーと暴力』の人権教育実践報告書
  人として強く、やさしく〜子どもたちを被害者にも加害者にもしないために〜
★生徒たちのアンケート調査から、「ジェンダーと暴力」の関係を読み解きます。講座録「子どものセクシュアリティと『性』をとりまく社会の現状」も読みごたえあり!
 A4判 全174頁 2000円
 *2006年度大阪府ジャンプ活動助成事業
  
E.啓発パンフレット(上記報告書ダイジェスト版)
 わたしもあなたも★みんな活き活き“こころ”に決めたことに男も女もないんや! ★上記報告書の抜粋、学習会の資料として使用できます!
 A3判1枚 フルカラー 50円

F.ジェンダーフリーで綴るNPO発信レポート
  「かえこのちょっと言わせて」
  (A5判52〜59ページ)400円
 ★「勝手に通信」のバックナンバー、no4のみ在庫あり。
 
G.中学生の「性」に関する意識調査
 〜性に関するよりよい学校教育のために〜
 (A4判8ページ)100円/送料込み代金200円
*この内容は、4月発行予定の報告書「マンガ・雑誌の
 『性』情報と子どもたち」のも収録する予定です。

*名前・住所・冊子名(希望冊数)をメールでお知らせ下さい。振込用紙と冊子を送付させて頂きます。送料200円(手数料含む)DVDのみ送料300円が別途必要になります。

●会員になって、SEANの活動を支えて下さい!!
 【正会員】 入会金2,000円 年会費6000円
 【賛助会員】 1口2,000円から何口でも
   郵便口座 00960-4-115488
   名称 NPO法人シーン
2008-03-10 03:46 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2008年02月13日
勝手にSEAねっと通信(no.227)
 SEANでは、名刺を交換した方や希望される方に、HP上で公開している「かえこのちょっと言わせて」を、メール通信として配信しています。

明日配信する予定号ですが、ひとまず先にお届けいたします。

 どこへいく、地方自治の財政破綻(no.227)

 ここ近年、少子高齢化による税収入の減少、団塊世代の職員の定年退職による退職金確保や職員の経験値の減少、そして地方分権による国からの交付金カットなど地方自治体はそこに直視しなければ、財政破綻をきたすといった大変な状態になってきました。

 それでなくても、これまでの「つけ」を抱える自治体も多く、大阪府もまたその極限状態にあるのだろうと推測できます。

 私は2005年から2期にわたり、高槻市行財政改革懇話会の市民委員の委嘱を受けてから、多少なりとも地方自治の抱える課題を実感することができるようになりました。
 私の住む高槻市では、2004年に第6次行財政改革大綱実施計画が策定され、その進捗状況が懇話会で審議されており、課題がまったくない無いわけではありませんが、近未来に想定される課題に向けてまじめに取り組んできた市政は誇れるものだと思っています。

 行財政改革でめざすべきことは、丁寧かつ積極的に情報公開を行い、長期にわたる計画を時間をかけて、市民の合意のもと一つずつ遂行し、市民も汗をかきつつ市民協働によってできる限り市民サービスを低下させないよう、共に住みよいまちをめざしていくことです。

 そういう意味において、大阪府ドーンセンターの「協働」に関する取り組みは、ある意味最先端であったと思っていました。

 ところが、先の大阪府知事選挙で新しい橋下知事が誕生して以降、府政におけるさまざまな波紋が生まれています。

 SEANが取り組む男女共同参画における、大阪府の拠点施設であるドーンセンターが取り組んできた主催講座やニュースレター発行、共催事業などは予算なし、貸館業務と相談事業、情報ライブラリー事業だけを残しつつ、ビル売却と財団廃止が検討されるということです。

 国の男女共同参画社会基本法にのっとって、都道府県や市町村で主体的にその取り組みをおこなうこと、それに関わるネットワークづくりや情報交換の場となる拠点施設は必要不可欠であるわけで、大阪府の条例を遂行していく施設として存続させるべきだと私は思います。
 財源難であるならば、指定管理者制度で市民協働を推進し、収益を上げることのできる館として、また雇用促進においてもむしろもっと積極的に今ある財産としてのセンターを、活用すべきなのではないでしょうか。

 いくら選挙で圧勝したからといって、勢いだけで切り捨てていくことは危険極まりない話ですし、獲得した得票数を盾にやりたい放題やられてはたまったものではありません。

 大阪府ホームページには提言コーナーが設置されています。
 みなさんも、それぞれの思いを届けてみてはいかがでしょうか。

http://www.pref.osaka.jp/osaka-pref/j_message/teigen/tijifmt.html

              2008.2.13 かえこ
2008-02-13 01:53 | 記事へ | 勝手にSEAねっと通信 | コメント(1) | トラックバック(0) |
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