担当者名:特定非営利活動法人SEAN(シーン)
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遠矢 家永子 
副理事長・事務局長
高槻市市民公益活動サポートセンター管理運営委員会委員長
(社福)大阪ボランティア協会評議員
「正しい“Change”のしかた教えます!!」
行革懇の市民委員になって

05年度から08年度まで、私は第6次・第7次の高槻市行財政改革懇話会の市民委員を務めました。定員3名に対し応募者はたったの4名で、私以外は年配男性ばかり。専門である男女共同参画審議会への応募は2回続けて落とされた私ですが、行革懇では唯一の女性応募者であり、振るい落とされずにすんだようです。最初の頃は、事前にいただく膨大な資料を手に、何を言えばいいのかも分からずにいた私も2期目は自分なりの意見を言えるまでになり、「知る」「考える」ことの意義を改めて体験しました。

“スクラップ&ビルド”と市民協働

行革懇ではこれまでの政策を見直し、新たに立て直すことを議論します。まず、“スクラップ”として少子高齢化・国際的な不況化での財政難に伴い、職員の削減・事業の見直しや廃止を推進するのですが、地方分権の流れの中、大量の職員の定年退職を目前に経験値や専門性をどう担保するのか、行政サービスをどのように維持するのか、また市民ニーズの多様化にどのように対応していくのか、具体的に業務精査や計画立案していきます。その議論の中で市民参画・協働などの推進、またそのための市民への説明責任が必要であることの確認がなされており、多少なりともその方向性に「希望」を感じました。

支出を抑えるという“スクラップ”は、効果が数字となって現れとても分かりやすい行革です。橋下府政の支持率が高いのもきっとそのせいでしょう。高槻市では、行革の流れでの「市民協働」の必要性も確認れ、重点施策としてもあげられています。しかしながら、業務精査の項目の中に、これまで市民の主体性で支えられ行政と協働で取り組まれてきた「ジャズストリート」などの事業やNPOへの支援なども、サンセット方式で廃止と記載されており、重点施策としての「市民協働」とは何を指しているのかが気になるところでした。

“Change”の中身が未来を築く

人権に取り組んでいると、最終的に行き着く先は「政治」「政策」です。私が行革懇に応募した動機はそこにあります。10年ほど前、有志でカンパを募り「雨が降ってもやりが降ってもとにかく選挙に行こう!!」というビラを作って、道ゆく人や住宅街にまいたことがあります。あの頃に比べれば、政治への関心度は高くなったようにも思いますが、人気投票の様に支持率が変動し、私たち市民は本当に望む“Change”の中身について具体的イメージを持ちきれていないのではないかと懸念します。今年は衆議院選挙の年ですが2011年には統一地方選挙も控えています。NPO法人SEANでは、シリーズ「わたしと政治のつながり」というセミナーを、あまり気負わずぼちぼちでも学習の場として提供していく予定です。

正しい“Change”は私たち市民の手で

その第1弾を4月4日(土)13:30〜16:30、高槻市立総合市民交流センター第4会議室で開催します。「正しい“Change”のしかた教えます!!」と題し、帝塚山大学法政策学部教授の中川幾郎さんをお迎えし、基調講演と私との対談を予定しています(詳しくは、SEANのHP http://www.npo-sean.orgをご覧ください)。先日の打ち合わせで中川さんは、「『意思形成』『決定』『実行』『評価修正』のすべてにおいて、市民参画が取り組まれなければ、それは『協働』とは言えない」ときっぱり話され、とても小気味がいい思いがしました。やはり橋下府政は「市民協働」を抜きにした行革であると言わざるを得ず、少数派であればなおのこと社会的弱者や文化を愛する府民の声にも真摯に耳を傾けて欲しいものだと思います。きっと、有権者である一人ひとりのこれからの行動によって、社会状況は変わっていくのでしょう。「生きてて良かった♪」と思える日常を手に入れるために、学びとともに行動の積み重ねを!
どうぞ、みなさんもご一緒に!

*書く力、書く参加!市民ライター通信 
 第66号 寄稿文 2009.3.20
http://f-ts.bb4u.ne.jp/~writer/
2009-03-22 15:52 | 記事へ | 市民協働 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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