3月27日には下記のような講座は午前と午後で開催する予定です。
お近くの方は、ぜひご参加ください。
2016年3月27日(日) 9:45〜11:45
イマドキの 女の子・男の子
〜授業で出会った子どもたちから見えてきたもの〜
「女の子」「男の子」だからこうでなくっちゃいけないって教えることは必要?
「女の子は生意気言うな!」「男の子だから泣かない!」
子育てを通して教え込まれるジェンダー(社会的・文化的につくられる性のありよう)について学び、子育てがのびのびと育つために、今おとなにできることをみなさんと一緒に考えていきます。
講師 遠矢家永子(NPO法人SEAN事務局長・教育部門「G−Free」代表)
会場 東大阪市立男女共同参画センター・イコーラム 会議室
対象 子育て中・子育て支援に関心のある方・先着順25名
参加無料
要申込み NPO法人SEAN(tel/fax 0726697411)
主催 NPO法人SEAN サポート部門「くれよん」
3月27日(日) 午後6:30〜8:45
<報告&グループディスカッション>
ポルノ被害とヘイトスピーチ被害〜構造的類似性を考える〜
報告者 森田 成也
(APP研メンバー・国学院大学非常勤講師)
一つのカテゴリーをひとくくりに意味づけし、罵声を浴びせたり消費したりして、それを繰り返す中で偏見や差別を助長する。
被害者は「自己責任」だからと被害とみなされない。
ポルノ被害と、ヘイトスピーチ被害のぼんやり見えてくる類似性について、みんなと一緒に考えます。
会 場 ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 中会議室1
〒540-0008 大阪市中央区大手前1丁目3番49号
参加費 500円
APPでは、ポルノなどによって生み出されるさまざまな被害を「ポルノ被害」とし、これまで被害防止と悪質な暴力ポルノの規制を訴えてきました。
一方、近年、韓国や在日コリアン等をターゲットにした
悪質な人種差別発言、すなわちヘイトスピーチが大きな社会問題になっています。諸外国の多くではすでに刑事罰の対象とされていますが、日本では「表現の自由」の名のもと法規制に反対する憲法学者などが今なお圧倒的多数派です。
ヘイトスピーチによる被害とポルノ被害は、一見、何の関係もないようにみえます。
しかし、不平等な地位に置かれている特定集団をターゲットにした、暴力的攻撃としての「表現」であるという共通点があり、共に「表現の自由」の名のもとで擁護されているのではないでしょうか。
今回、10代のポルノ被害の相談事業に取組み始めたSEANと、これまでも「ポルノ被害」について検証してきたAPPの共催で、それぞれの被害にみえる「構造的類似性」に着目し、憲法によって保障されているはずの人権侵害ではないのか、「規制」はどのように正当化しうるのか、 また両者の違いがどの点にあるのかなど、参加者のみなさんといっしょに考えます。
たくさんの方の参加をお待ちしています。
問合せ先・2講座とも
NPO法人SEAN
072‐669‐7411 station@npo-sean.org  |