担当者名:NPOのファンドレイジングを考えるつどい
(特活)大阪NPOセンター、(特活)ビッグイシュー基金、(株)ヘッドジャパン4en運営事務局が主催する「NPOのファンドレイジングを考えるつどい」のブログです。
グループディスカッション「事例に学ぶNPOの資金調達のコツ」(1)
グループディスカッションの後、白いリボン運動とそれに対して出された各グループの意見をもとに、講師の鵜尾氏から「短期キャンペーン成功の7つの原則」を教えていただきました。

■講師からのコメント
短期キャンペーン成功の7つの原則
1. キャッチコピー
・そのキャンペーンを象徴し、イメージしやすいものを作る。今回の場合は「白いリボン」にあたる。
2. 5-10人死ぬ気で成功を考える人を作る
3. 既存支援者の分析(2年目以降のキャンペーンの場合)
・ドナーレンジチャートなどを作ると、いくらぐらいの寄付をする人がどんな割合で存在するかということがわかる。
・ドナーレンジチャートを分析すると、「2割の支援者の寄付の総額が、その団体の寄付の8割を占める」というような現象が共通してみられる。
支援者層ごとのアプローチを考える
4. メッセージの3階層化

・団体が出すメッセージ(ミッション)は、3つの階層に分けて考えることができる。
・これら3つの階層のメッセージのバランスが揃うと、メディアなどで取り上げられやすくなったりする。
5. 波を起こす(始める前が勝負!)
・募金したい、支援したいというエネルギーをためて、爆発させる。
6. HPにイベントUP(イベント戦略)/支援者へフィードバックし続ける
・募金期間途中でのフィードバックも続ける。期間の最初に募金した人が、期間終了前に再度募金してくれるというような二次効果が期待できる。
7. 最後のお願い
・特に、これまで募金をしてきたのに今回はまだしていないような人へのアプローチは重要。

■講師への質問
最後に、全体を通して講師の方へ会場から質問が出ました。

「地域の小さなNPOの場合、ファンドレイジングにあたって自分たちの資源をどのように投入すればリターンがあるのか、その見通しが立たない。そのようなところでは、まず何から着手すればよいか?」

→まずは、その団体の「夢」「物語」「場」を確認し、語っていくこと。
「夢」はミッション、「物語」は今自分たちがやっている活動の中から何が生まれているかということ、「場」はそれらを共有する場を指す。まずは飲み会でもお茶会でもよいので、そういった場でそれらを確認していくことから始めてはどうか。

「先ほど説明された7つの原則があてはまるような短期キャンペーンとは、どのくらいの期間のものを指すか。また、事業収入が多い団体でも寄付を増やすことはできるか。」

→先ほどの原則は、「期間を区切って特定の目的のためにやるキャンペーン」を想定しているので具体的な期間は特にない。
最近では若い人々がソーシャルベンチャー的に立ち上げるNPOが多くなってきているが、何の実績もない状態から始める場合には、事業収入は絶対に必要。そうやって事業を行う中で団体の信用力や実績を上げていけば、寄付の割合を増やしていくことは可能だと考えられる。
2009-02-25 12:05 | 記事へ | イベント報告 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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